お役立ちコラム

福岡市の外壁塗装|トータルメンテナンスのために家のカルテ作成で安心診断

著者:庄嶋 善則

福岡市の外壁塗装|トータルメンテナンスのために家のカルテ作成で安心診断

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

福岡市は四季折々の気候に恵まれた都市でありながら、高温多湿な夏や台風シーズンの風雨、さらには沿岸部を中心とした塩害など、住宅にとって過酷な自然環境が揃っています。こうした気候条件は、外壁・屋根・雨樋といった建物の外装部分に大きな負担をかけ、気づかぬうちに劣化を進行させてしまいます。

そこで注目されているのが、定期的な点検と計画的な補修を前提とした「住宅のカルテ管理」です。塗装だけでなく、防水や雨漏り対策などを含めたトータルメンテナンスを行うことで、長く安心して住み続けられる住宅環境が実現できます。

今回のお役立ちコラムでは「トータルメンテナンスのために家のカルテ作成で安心診断」について、福岡市特有の住宅メンテナンス事情とその対策を丁寧にご紹介していきます。

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福岡市の住宅メンテナンスの重要性

福岡市の住宅は、高温多湿な気候や台風、沿岸地域特有の塩害といった複合的な環境要因によって、外装部の劣化が早まる傾向にあります。とくに外壁や屋根、雨樋といった外装は常に風雨や紫外線にさらされており、日々ダメージを受け続けています。

劣化は目に見えないところから静かに進行していくため、異変に気づいた時にはすでに修繕範囲が広がっていた、というケースも少なくありません。だからこそ、外壁・屋根・雨漏りといった項目を切り分けるのではなく、トータルで診断・管理することが不可欠です。

さらに、これらの診断結果やメンテナンス履歴を「家のカルテ」として記録しておくことで、長期的な資産価値の維持にもつながります。

無駄な修繕を防ぎ、必要なタイミングで必要なメンテナンスを行う体制が整うことで、安心して暮らし続けられる住環境が実現します。

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家のカルテとは?作成のメリット

家のカルテとは?作成のメリット

外壁塗装や屋根補修といった住宅メンテナンスは、一度きりで終わるものではありません。築年数が経過するごとに、劣化は少しずつ進行していきます。そのため、定期的に点検を行い、必要なタイミングで補修を行うことが大切です。

しかし、いつ何を点検したのか、どこを補修したのかを記憶や書類のバラバラな記録に頼っていては、管理が煩雑になるだけでなく、重要な劣化を見落とす原因にもなりかねません。そうした問題を解消する手段として注目されているのが「家のカルテ」です。

家のカルテは、住宅のメンテナンスを継続的かつ計画的に行うための有効なツールです。その仕組みや役割、そして所有者にもたらす具体的な利点を知ることで、住宅の価値と安心をより確実に守ることができるようになります。

家のカルテとは?(住宅の状態を記録し、メンテナンスを一元管理する書類)

家のカルテとは、住宅の状態を時系列で記録し、今後の点検・修繕の予定を含めて管理できる一元的な書類やデータです。点検日や劣化箇所、使用した材料、施工業者の情報などを一覧でまとめておくことで、住宅の状態を可視化しやすくなります。

医療における「診療記録」や「健康管理手帳」のように、住宅にとっての健康状態を把握するためのツールとして、近年注目を集めています。特に長年住み続ける家であればあるほど、蓄積された情報は重要な判断材料となります。

マンションでは一般的に管理記録が残されますが、戸建て住宅ではこうした取り組みが個人任せになることが多いため、住宅のカルテを自ら作成・管理しておくことは資産管理上非常に有効な手段といえます。

作成のメリット

住宅カルテの導入には、具体的な利点がいくつもあります。以下にその代表的なポイントを整理してご紹介します。

・診断履歴が分かることで計画的なメンテナンスが可能
・無駄な修繕コストを削減できる
・業者間の情報共有がスムーズ(過去の施工履歴が一目で分かる)
・売却時のアピールポイントになる

住宅カルテがあることで、点検や修繕の履歴が時系列で整理され、次回のメンテナンス時期も見通しが立てやすくなります。これにより「気づいたら手遅れだった」という事態を避け、予防的な対応が可能になります。

また、過去のメンテナンス内容がわかることで、不要な再施工を回避でき、結果的にコスト削減にもつながります。異なる業者に依頼する場合でも情報を正確に伝えられるため、施工内容の重複やミスが起きにくくなります。

さらに、将来住宅を売却する際にも、カルテが整備されている住宅は「きちんと管理されていた物件」として高評価を得やすく、他の物件と差別化できる大きな強みとなります。

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家全体の点検方法(外壁・屋根・雨漏り)

家全体の点検方法(外壁・屋根・雨漏り)

住宅のメンテナンスを適切に行うためには、外壁・屋根・雨漏りといった各部分を個別に診断し、それぞれの劣化状況に応じて対策を講じる必要があります。外から見ただけではわかりづらい劣化も多いため、定期的なチェックと正しい知識が欠かせません。

ここでは各部位ごとの診断ポイントを詳しく見ていきましょう。

外壁診断のポイント

外壁の状態を的確に把握するためには、以下のようなチェックポイントを押さえることが重要です。

・ひび割れ(クラック)の種類と危険度
・チョーキング現象(塗膜の劣化)
・シーリングの劣化
・カビ・苔・藻の発生チェック

外壁診断では、まず表面のひび割れに注目します。ヘアークラックと呼ばれる細かいひびは経年劣化のサインで、すぐに大きな影響はないものの放置は禁物です。深いひび割れが見られる場合は雨水の浸入リスクが高く、早急な補修が必要です。

また、指でこすって白い粉が付く「チョーキング現象」は塗膜の劣化を示す代表的なサインで、塗装の防水機能が落ちている証拠でもあります。さらに、外壁の継ぎ目に使われるシーリング材の割れや剥がれ、日陰や湿気が多い箇所に見られるカビや苔、藻の発生も注意すべきポイントです。

これらを見逃さず、早めに対処することで、外壁の寿命を延ばし、住宅全体の耐久性を保つことができます。

屋根診断のポイント

屋根診断では、以下のような項目を確認することで、劣化の兆候や潜在的なリスクを早期に発見することができます。

・瓦・スレート・金属屋根のズレや破損
・防水層の劣化(雨漏りリスク)
・雨樋の詰まりや破損

屋根診断では、素材ごとの劣化状況を確認することが重要です。瓦屋根ではズレや割れが発生していないか、スレート屋根では色褪せやひび割れ、金属屋根では錆や腐食がないかをチェックします。これらは放置すると雨漏りにつながる可能性があるため、早期発見と対処が求められます。

また、屋根下の防水層(ルーフィング)の劣化も見落としがちですが、ここが弱くなると雨水が内部へ浸入しやすくなります。さらに、屋根と一体で機能する雨樋にも注目しましょう。落ち葉やゴミが詰まっていると排水不良を起こし、外壁の汚れや劣化を早めてしまいます。

雨漏り診断のポイント

雨漏りは住宅にとって深刻なダメージをもたらす問題です。以下のようなポイントをチェックすることで、早期の発見と対処が可能になります。

・屋根や外壁の劣化による雨漏りの発生リスク
・室内のシミやカビのチェック
・放置すると修繕費用が高額になるリスク

まず、屋根や外壁のひび割れ、シーリング材の劣化、塗膜の剥がれなどは雨水の浸入口となり、内部への浸水を引き起こす大きな原因となります。外からの点検だけでなく、室内に現れるシミやカビ、壁紙の浮きといった異常も重要なサインです。

とくに天井や窓枠周辺に不自然なシミが見られる場合は、雨漏りの可能性が高く、すぐに専門業者に相談する必要があります。さらに、雨漏りを放置すると建材の腐食やカビの繁殖が進行し、修繕費用が膨大になるだけでなく、住環境や健康面への悪影響も懸念されます。

また、屋根下の防水層(ルーフィング)の劣化も見落としがちですが、ここが弱くなると雨水が内部へ浸入しやすくなります。さらに、屋根と一体で機能する雨樋にも注目しましょう。

落ち葉やゴミが詰まっていると排水不良を起こし、外壁の汚れや劣化を早めてしまいます。

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定期メンテナンスの重要性とスケジュール

定期メンテナンスの重要性とスケジュール

住まいを長く快適に保つには、劣化してから修繕する「対処型」ではなく、劣化する前に整備する「予防型」の意識が欠かせません。そのためには、住宅の各部位に応じた適切なタイミングでの点検・メンテナンスを定期的に実施することが大切です。

以下に、主な外装部位ごとのメンテナンス周期の目安をご紹介します。

・外壁塗装の適切なタイミング(10~15年ごと)
・屋根塗装・補修のサイクル(15~20年ごと)
・シーリング(コーキング)補修の頻度(5~10年ごと)
・雨樋の点検と清掃の必要性(年1回推奨)

これらの周期は、使用されている建材や周辺環境によって若干前後しますが、大まかな目安として把握しておくことで、突発的なトラブルを防ぎやすくなります。とくに福岡市のように台風や塩害など外的影響が大きい地域では、点検の頻度を少し高めに設定しておくとより安心です。

また、施工業者にメンテナンス記録を残してもらい、家のカルテと合わせて管理することで、将来の補修やリフォームの際にも役立ちます。定期的な点検と計画的な整備により、住宅の寿命は格段に延びるのです。

劣化診断の具体例と補修計画

劣化が進んだ住宅でも、適切な補修を行うことで安全性と快適性を取り戻すことができます。ここでは、外壁・屋根・雨漏りの具体的な劣化パターンと、それぞれに対する補修方法を紹介します。

外壁の劣化診断と補修方法

・軽微なひび割れ(ヘアークラック) → シーリング補修
・塗膜の劣化(チョーキング) → 再塗装
・深いひび割れや剥がれ → モルタル補修+塗装

軽度のヘアークラックは早めにシーリング材を用いて補修することで、内部への水の浸入を防ぐことが可能です。塗膜の劣化によるチョーキング現象が見られる場合は、防水機能が著しく低下しているため、外壁全体の再塗装が推奨されます。

一方、深いひび割れや塗膜の剥がれが広範囲におよぶケースでは、モルタルの下地から補修を行った上で、しっかりと塗装を行う必要があります。このような対応により、外壁の耐久性と美観の両立が図れます。

屋根の劣化診断と補修方法

・瓦のズレや割れ → 部分補修or葺き替え
・スレート屋根の色褪せ → 塗装orカバー工法
・雨漏り発生 → 防水施工orルーフィング張替え

屋根の劣化は見逃されやすい部分ですが、放置すると雨漏りや構造材の腐食など、深刻なトラブルにつながる恐れがあります。瓦屋根では、ズレやひび割れ、欠けなどを確認し、部分的な補修や差し替えで対応します。大規模なズレがある場合は、葺き替えを検討する必要があります。

スレート屋根の場合、色褪せは防水性能の低下を示しているため、塗装による再コーティングが効果的です。ただし、下地の劣化が進んでいる場合は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる「カバー工法」も視野に入れるとよいでしょう。

雨漏りが発生している場合は、防水シート(ルーフィング)の劣化が原因であることが多く、屋根材を一部撤去しての張り替えや、防水施工によって対処します。

雨漏り対策と補修方法

・コーキングのひび割れ → 打ち替え補修
・屋根の劣化 → 防水塗装or葺き替え
・ベランダ・バルコニーの防水処理 → ウレタン防水施工

雨漏りの発生は、住宅全体の耐久性と快適性に大きな影響を及ぼすため、早急な対策が求められます。まず、外壁やサッシ周辺のコーキング材にひび割れが見られる場合は、古いシーリング材を除去して新しい材料に打ち替える「打ち替え補修」が効果的です。

また、屋根全体の劣化が進んでいる場合は、塗装による防水機能の再構築や、屋根材自体の交換(葺き替え)による対応が必要となります。さらに、雨漏りが発生しやすいベランダやバルコニーでは、ウレタン防水などの施工を施すことで、水の侵入を防ぎやすくなります。

いずれの場合も、症状が軽いうちに処置を行うことで、住宅全体の損傷拡大を防ぐことができ、結果的にコストを抑えた補修が可能になります。

家のカルテを作成して安心のメンテナンスを

住宅カルテを活用すれば、これまでの施工内容や点検結果がひと目で確認でき、今後のメンテナンス計画を立てやすくなります。たとえば、「次の塗装時期はいつか」「過去にどんな塗料を使ったのか」「雨漏り補修の履歴はあるか」など、住宅にまつわる疑問をすぐに解消できる環境が整います。

こうした記録があることで、万が一トラブルが発生した際にも冷静に対応できるだけでなく、異なる業者に依頼する際にもスムーズな情報共有が可能になります。さらに、売却を視野に入れている場合でも、丁寧に管理された住宅は資産価値が高く評価され、信頼性の高さにつながります。

家族の安心と住宅の長寿命化を実現するためにも、家のカルテを作成し、定期的なメンテナンスの記録とともに、住まいの健康を「見える化」しておくことが大切です。

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おうちのかかりつけ医OHANAでは、福岡市の過酷な気候条件に対応した住宅メンテナンスの重要性を実践的にサポートしています。外壁塗装、屋根塗装、雨樋補修など各部位の劣化状況を的確に把握し、定期的な点検と計画的な補修を行うことで、住宅の資産価値と安全性を守る「家のカルテ」作成のメリットを最大限に引き出します。

家のカルテは、点検履歴や補修内容、施工業者の情報を一元管理できるため、次回のメンテナンス時期が明確になり、無駄な修繕を防ぐ効果があります。また、異なる業者間での情報共有が円滑になり、売却時には「しっかり管理された住まい」として高評価を得る強みとなります。

おうちのかかりつけ医OHANAでは、診断結果に基づく最適な補修計画のご提案はもちろん、今後の定期点検やトータルメンテナンスのサポートも行っています。お見積りやご相談は、問い合わせフォーム、メール、電話、またはショールームへの来店を通じて、ぜひお気軽にご連絡ください。長期にわたって安心して暮らせる住環境づくりを、私たちが全力でお手伝いいたします。

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