お役立ちコラム

塗料の種類・特徴を知れば比較しやすくなる!塗料選びで失敗しないポイントとは?

著者:庄嶋 善則

塗料の種類・特徴を知れば比較しやすくなる!塗料選びで失敗しないポイントとは?

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

塗装を考えていて自分なりに塗料を比較したけど、どれが良いかわからなくなった方もいると思います。塗料を選ぶ際は、次のことを考慮しなくてはいけません。

  • 建物の状態
  • 気候・土地柄
  • 塗装の目的

これらを明確にした上で塗料を選ばないと、塗装後に後悔してしまう恐れがあります。とはいっても、塗料の種類や特徴について詳しくない方もいるはず。今回のお役立ちブログでは、塗料の種類や特徴を見ながら、比較をしていただければと思います。塗料選びで失敗しないためのポイントも載せていますので、参考にしてみてください。

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塗料選びを制すれば建物を守れる!なぜ大事?

塗料選びを制すれば建物を守れる!なぜ大事?

建物の塗装において何の塗料を選ぶかで、見た目や建物の耐久性は変わってきます。適切な塗料を選べば建物を長期にわたって保護し美しさを保つことが可能です。適切な塗料を選べば、建物の寿命が延びるため、補修やメンテナンスなどのコストを抑えられます。

とくに外壁や屋根の場合、紫外線や雨、風などにさらされます。気候の影響を極力受けない状況にする意味でも、塗料選びは重要です。

塗料選びを誤ると何が起こる?

塗料選びを間違えると、建物がダメージを受けやすくなります。たとえば、耐候性の低い塗料を外壁に使用すると、早期に劣化して剥がれや色あせが起こるかもしれません。

他に、下地との相性が悪い塗料を選ぶと、密着不良によって剥離が起こる可能性もあります。見た目の悪化はもちろん、建物自体の劣化にもつながりかねません。長く住み続けるためにも、塗料選びは大事なのです。

自分なりに塗料を比較しても誤ったものを選んでしまうケースはある!失敗事例を見てみよう!

自分なりに塗料を比較しても誤ったものを選んでしまうケースはある!失敗事例を見てみよう!

塗料選びの失敗例について見てみましょう。主に2つの事例をお話しします。

  • 用途と環境の誤認
  • 下地との相性問題

塗料選びで失敗しないための参考にしてみてください。

用途と環境の誤認

たとえば、室内用塗料を外装に使用すると紫外線や雨による早期劣化が発生します。結果、塗装の頻度が増えたり余計な補修が発生したりして、家計を圧迫する原因になるでしょう。

下地との相性問題

下地の材質や状態を考慮せずに塗料を選ぶと、剥離や密着不良が発生します。結果、塗装後に塗膜が剥がれてしまい、外壁の性能が低下したり外部からのダメージを受けやすくなったりして、劣化スピードが速まります。

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塗料の主な種類と特徴を見れば比較しやすい!どのような塗料がある?

ひと口に塗料といっても、さまざまな種類があります。ここでは、4種類の塗料について見てみましょう。

  • ウレタン系塗料
  • エポキシ系塗料
  • シリコン系塗料
  • フッ素系塗料

それぞれ特徴が異なるため、用途に応じて使い分けなくてはいけません。塗料ごとに特徴や適性を見てみましょう。

ウレタン系塗料の特徴と適性

ウレタン系塗料は、高い耐久性と優れた光沢を持つ塗料です。耐摩耗性や耐薬品性に優れており、床材や外壁など、過酷な条件下での使用に適しています。柔軟性があり、下地の動きに追従できるため、クラックが発生しにくいでしょう。

ただし、塗装時に温度や湿度の影響を受けやすい欠点があります。

エポキシ系塗料の特徴と適性

エポキシ系塗料は、非常に高い耐久性と密着性を持つ塗料です。金属やコンクリートへの密着性が優れており、工業用途や重要構造物の保護にも使用されています。耐薬品性、耐水性、耐摩耗性の面においても優秀です。

しかし、紫外線によるダメージを受けやすい弱みがあります。屋外の壁や屋根に塗る場合は、上塗りとして耐候性の高い塗料を使用した方が良いかもしれません。

シリコン系塗料の特徴と適性

シリコン系塗料は、優れた耐候性と耐熱性を持つ高機能な塗料です。紫外線や雨風による劣化に強く、長期間にわたって性能を維持できます。また、透湿性(水蒸気を通す性質)が高いため、建物内部の結露防止にも効果的です。

ただし、塗装時の環境条件(温度・湿度)に気をつけながら塗布しないと、仕上がりが悪くなってしまいます。

フッ素系塗料の特徴と適性

フッ素系塗料は、最高級の耐候性と耐久性を誇る塗料です。シリコン系塗料よりもさらに優れた耐候性を持ち、紫外線による劣化や変色に対して強い抵抗力があります。光沢の保持性も極めて高く、15年以上にわたって美観を保つことが可能です。耐薬品性にも優れており、酸性雨にも強い特性を持っています。

ただし、塗料の中で最も高価であり施工には高度な技術が必要です。

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塗料の選び方は用途によって異なる!それぞれ何を意識すると良い?

塗料の選び方は用途によって異なる!それぞれ何を意識すると良い?

塗装する箇所によっても、塗料の選び方は変わってきます。ここでは、次の4つについてお話しします。

  • 外壁塗装に向いている塗料
  • 屋根塗装に向いている塗料
  • 木部塗装に向いている塗料
  • 金属塗装に向いている塗料

何を意識しながら選ぶと良いかも載せていますので、参考にしてみてください。

外壁塗装に向いている塗料

外壁塗装では、耐候性と防水性が重要です。一般的には、アクリル樹脂系やシリコン系の塗料が多く使用されています。これらの塗料は、紫外線や雨による劣化に強く、長期にわたって建物を保護できます。

また、近年では防藻・防カビ性能を持つ塗料や、汚れが付きにくい低汚染型の塗料なども人気です。外壁は建物の印象を大きく左右するため、耐久性だけでなくデザイン性も考慮する必要があります。

屋根塗装に向いている塗料

屋根は直射日光によるダメージを受けやすい箇所ですので、遮熱成分入りの塗料を使った方が良いでしょう。夏場の室内温度上昇を抑制する効果があるため、冷暖房効率が高くなるかもしれません。

とくにフッ素系塗料は、耐候性が非常に優れていますので、劣化スピードが遅くなります。補修やメンテナンスの手間が減るため、長期的に見ると建物の管理がラクになるかもしれません。

木部塗装に向いている塗料

木部塗装では木材の呼吸を妨げない透湿性と、適度な撥水性のバランスが大事です。また、紫外線による木材の劣化を防ぐ性能が含まれているかも重要となるでしょう。

一般的に油性塗料が使用されるものの、近年では環境に配慮した水性塗料の使用も増えています。木材の種類に応じて、適切な塗料を選択することが大切です。

金属塗装に向いている塗料

金属塗装では、防サビ性能と密着性が重要です。下地処理を適切に行い、防サビ用のプライマーを使用した上で、耐候性の高い上塗り塗料を選択する必要があります。

エポキシ系塗料やウレタン系塗料の使用が目立つものの、塩害を受けやすい場所であれば、サビ止めが含まれているフッ素系塗料を検討しても良いかもしれません。

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塗料を比較する際のチェックポイントは2つ!何に気をつけたら良い?

塗料を比較する際は、さまざまな視点で比較しなくてはいけません。主な比較項目は次の通りです。

  • 耐久性
  • 価格帯

項目ごとに詳しく見てみましょう。

耐久性

塗料の耐久性は、使用環境や条件によって異なります。一般的な耐用年数は、ウレタン系塗料で7~10年、シリコン系塗料で10~15年、フッ素系塗料で15~20年程度です。

耐久性を評価する際は、耐候性(紫外線や雨への耐性)、耐摩耗性、密着性などの要素を総合的に判断する必要があります。とくに外装で使う場合は、耐候性が重要な判断基準となるでしょう。

価格帯

塗料の価格は、種類や性能・使用量によって異なります。安ければ数万円で済みますが、高いと20万円を超えてしまうでしょう。なお、価格帯を比較する際はコスパの良さで判断することが大事です。

安さのみで塗料を選ぶと、塗装後の補修やメンテナンス費用が大きくなり、長い目で見ると建物の維持管理費用が膨れるかもしれません。数十年間同じ建物に住み続ける場合は、高価格帯の塗料を使った方が、コスパは良くなるでしょう。

塗料選びで失敗しないためにはポイントがある!注意点とは?

塗料選びで失敗しないためには、ポイントを抑えておくことが重要だといえます。主なポイントは次の通りです。

  • 使用環境の確認
  • 性能の明確化
  • テスト施工の実施

何に気をつければ良いか見てみましょう。

使用環境の確認

使用場所の特性と塗装対象の素材を見極めることが大事です。正確に把握してから使うことで、塗膜の早期劣化や剥離などのトラブルを防げます。とくに屋外で使用する場合は、日照条件や風雨の影響、温度変化なども考慮した方が良いでしょう。

性能の明確化

耐候性・防カビ性・耐水性など、使用する環境に応じて適切な成分が含まれている塗料を選ぶことも大事です。ただし必要以上の性能を求めると予算が膨らむため、気をつけましょう。

テスト施工の実施

小面積でのテスト施工の実施も効果的です。塗料の作業性・乾燥時間・仕上がりの質感・色調・下地との相性などを事前に確認することで、本施工時のトラブルを未然に防げます。とくに、大規模な工事や特殊な条件下での施工では、行った方が良いプロセスだといえるでしょう。

塗料の特徴や比較について相談したい方は「おうちのかかりつけ医OHANA」にお尋ねください!

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塗料選びは建物の寿命や維持費用に大きく関わります。

より詳しいアドバイスや、具体的な施工方法についてのご相談は「おうちのかかりつけ医OHANA」へお気軽にお問い合わせください。経験豊富な専門家が、お客様の状況に応じた最適な提案をします。

試し塗りや現地での詳細な調査も可能です。建物の状態や環境条件を総合的に判断し、長期的な視点で塗料選びをサポートいたします。また、外壁塗装に関する勉強会も定期的に行っております。塗料選びに関してもお伝えしていますので、ご自身の建物を守りたい方はお気軽にご参加くださいませ。

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