お役立ちコラム
太陽光発電の設置義務化とは?遮熱塗料が発電効率を向上させる
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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!
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東京都が太陽光発電の設置義務化を発表しました。この制度は、建築物を新築する場合、太陽光パネルの設置を義務付ける内容です。今後大都市から地方自治体へ広がりを見せる可能性が高いでしょう。福岡市の場合、大阪や名古屋と同じ大都市圏に含まれるため、義務化が早くなる可能性はかなり高いでしょう。
このような制度が生まれる背景になったのは、脱炭素化や温室効果ガスの削減があります。日本全国すべてではなく、あくまで一部地方自治体レベルの実施です。ただし、今後、地方自治体すべてで施行される可能性があります。
太陽光発電が設置義務化となれば、考えておきたいのは太陽光発電設備の機能性です。発電効率をあげられることは、電気代の節約につながります。その方法の1つに遮熱塗料が助けになるかもしれません。なぜ、遮熱塗料が関係するのか?
そこで今回のお役立ちコラムでは、太陽光発電の設置義務化についてお話しします。同時に、遮熱塗料が発電効率とどう関係するかもお話ししますので、ぜひチェックしてみてください。
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太陽光発電設置義務化の背景と注目点
東京都では2030年までに、都内の温室効果ガス50%削減を目標とする、カーボンニュートラルの実現に向けて進んでいます。背景は再生可能エネルギーの利用です。
その手段の1つとして、新築住宅をはじめとした建物への太陽光発電の設置を義務付ける制度が生まれました。
太陽光発電設置義務化を表明した東京都では、以下のような住まいを条件にしています。
- 大手ハウスメーカーなどが供給する新築住宅などが義務対象。既存住宅は対象外
- 面積が小さい・北向きのような屋根の条件によっては設置しない建物もある
このような条件があります。つまり多くの新築住宅で、太陽光を設置しなければならなくなったのです。この動きは東京都だけではありません。各地方自治体でも動いている状況です。
では、太陽光発電を設置するとどのようなメリットがあるのでしょうか?メリットは以下のとおりです。
- 毎月の電気代の削減
- 停電でも電気が使用できるため、防災力が向上
- 発電のためにCO2がほとんど排出されない。脱炭素社会への貢献
このようなメリットがあげられます。ただし、問題点も多数指摘されています。
- 地域や立地条件に左右される
- 太陽光が必要なため、状況によっては取り合いが発生
- 設置する個人のコストとリスクの負担
たとえば地域や立地次第で、太陽光の恩恵をよく受けられるところと受けられないところの差という懸念が指摘されています。なぜならば、地域により日射量の違い、設置した際の方角や角度で変わるのです。極端な話として、数件隣や隣町は十分な発電力を確保できるが、自分のところは不十分という問題も出てきます。
また、太陽光発電設備を設置しても、後から隣に高い建物が建ったらどうでしょうか?日陰に入る住まいは、発電量減少の懸念があるのです。さらに積雪量が多いエリアだと、冬には発電量が大きく下がります。雪の重さによる設備の破損も懸念材料です。海辺なら、塩害対策も考えなければなりません。
また、宅地の区画割りによる太陽光発電効果への影響もあります。その他、屋上空間に緑化を進めている場合、太陽光発電設備との太陽光の取り合いが発生しかねません。さらに、太陽光発電の設置とメンテナンスは、個人がコストとリスクを負うことになります。その点に国や自治体のサポートを求める方もいるようです。
参照:東京都 太陽光発電設置義務化に関する新たな制度が始まります
それでもカーボンニュートラル(脱炭素社会)の実現のために進む
太陽光発電の設置義務化は、2050年までに温室効果ガスの排出量ゼロを実現するために止められる気配はありません。たしかに地球全体のことを考えると、避けられない課題といえます。ただ、個人の考え方や価値観によっては不満が発生するでしょう。それでも設置が義務化されるなら、今度は「発電効率を高める」点を意識しなければなりません。
設置しなければならないなら、できるだけメリットを多く得たいと誰でも考えるでしょう。太陽光発電の効率化をするためになにをすればいいか、ここからくわしくお話しします。
補助が出るかまずはチェック
太陽光発電を設置するにはコストがかかります。その場合、自治体では補助金が出ていることもあるのです。たとえば、東京都があげられます。環境性能の高い住まいの新築や、既存住宅の断熱のためにリフォームをした際、太陽光パネルに対して補助金が出ているのです。
自治体によって金額は異なるかもしれません。それでも全費用を支払うより、負担は軽くなります。まずは自治体で太陽光パネル設置に関して、補助金が出ていないかチェックしてみてください。
太陽光発電の発電効率に影響する問題
太陽光発電の発電効率を左右する問題は複数あります。どのような問題で発電効率が落ちるのでしょうか?
悪天候や気温や影
太陽光発電は太陽光で発電します。そのためくもりが多い日や、太陽電池モジュールが影に隠れると発電量が低下するのです。発電効率がよくなるのは25度前後と考えられています。そのため、気温にも留意しなければなりません。
太陽電池モジュールには半導体が使われています。半導体は高温に弱く、25度から1度上昇しただけでも発電量低下につながるのです。
角度が変わると悪影響が出る
基本的に太陽光を直角に受けられるように設置していると、発電効率は安定します。ただ、台風のように強風の影響で角度が変わると問題です。直角に受けられていない状態ですから、発電効率は落ちます。
その他、太陽の高度は1年のうちに変化するのです。6月の夏至が一番高くなり、当時は一番低くなります。高度は変わりますから、角度調整をしなければなりません。
パネル表面の汚れ
太陽電池モジュールは屋外にありますから、表面は汚れます。汚れがあると太陽光を受けられない場所ができるため、発電効率は下がるのです。そのため定期的な清掃が求められます。
経年劣化
太陽光発電設備も時間の経過により劣化して、発電効率は落ちます。メーカーや製品で違いますが、1年間で約0.5%〜1%以上劣化するものもあるのです。
パワーコンディショナの故障
パワーコンディショナは直流電気を交流電気に交換するための装置です。故障や劣化などで発電効率が落ちます。
台風や落雷や塩害などの自然ダメージ
台風や落雷の影響で発電効率が落ちるケースもあります。また、海に近い場所に設置すると塩害の影響を受けやすいのです。塩害とは海からの潮風が外壁や屋根に付着して劣化してしまうという症状を指します。
潮風が太陽光パネルに付着することで、汚れと同じような状態になってしまい、結果的に発電効率が低下してしまうのです。
太陽光発電を設置するなら屋根塗料は遮熱塗料や耐久性を重視
太陽光発電の故障や経年劣化は、メーカーに修理を依頼するしかありません。ただ、できるだけ発電効率を安定させるには屋根塗装も重要なのです。
太陽電池モジュールを設置すると、屋根に熱がこもり、湿気も溜まりやすくなります。その熱が住まい内部に影響を与える可能性があるのです。さらに湿気が溜まるとコケや藻やカビのような汚れの繁殖につながります。
そのような劣化対策は、屋根塗装や外壁塗装からもアプローチができるのです。また、遮熱塗料は太陽光を反射します。そうすることで、屋根材に溜まった熱による住まい内部の温度上昇を食い止められるのです。その結果、エアコンの稼働率や設定温度も低くなります。結果的に、太陽光発電で使った電力を効率的に利用できるのです。
屋根が熱くなると太陽電池モジュールの発電量低下につながる
太陽光発電設備に使われる半導体は1度上がると、発電効率が下がります。つまり屋根や外壁が熱くなり過ぎると、太陽光発電設備に多大な悪影響を与えるのです。
その際、屋根や外壁に遮熱塗料を施工すれば、太陽光を反射させて過剰な表面温度上昇を食い止められます。
また、遮熱塗料の中には防藻・防カビ成分が配合されているものもあるのです。そうすると美観という観点からも、遮熱塗料のメリットはあります。
太陽光発電設備を設置する屋根塗装はOHANAにお任せください
太陽光発電設備を設置する前でも後でも、屋根塗装や外壁塗装はおうちのかかりつけ医OHANAにご相談ください。塗装工事だけではなく、太陽光発電設備について専門知識を持ったスタッフが在籍しています。
そのため太陽光発電設備を踏まえたうえでの適切な提案と、塗装工事が可能です。塗装については一級塗装技能士や外装劣化診断士も在籍しています。つまり、太陽光発電設備と塗装工事のどちらでも、OHANAがすべて対応できるのです。
福岡市の地域密着「おうちのかかりつけ医」OHANAへのご相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。その他電話でも受け付けております。
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