著者：庄嶋 善則

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です！

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糸島市で雨漏りに遭われた方もいると思います。しかし、ひと口に雨漏りといっても原因は異なるため、適切な対処をしないと修理しても直りません。

雨漏りの主な原因は次の通りです。

• 台風や強風による屋根材の劣化・損傷
• 塩害による建材の腐食
• 経年劣化によるシーリングの劣化
• 雨樋の詰まりや破損

また、原因だけではなく場所ごとの雨漏り対策も知っておくと被害を防げます。今回のお役立ちブログでは、雨漏りの主な原因を見つつ、対策方法についてお話しします。

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糸島市は潮風の影響を受けやすい！土地柄・特徴とは？

簡単に糸島市の特徴を見てみましょう。糸島市は福岡県の西部に位置し、玄界灘に面した気候特性を持つ地域です。年間を通じて比較的温暖な気候ですが、夏季から秋季にかけては台風の影響を受けやすく、冬季には強い季節風にさらされます。

さらに海が近く潮風の影響で建物がダメージを受けやすくなるため、雨漏りを招いてしまうのです。

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糸島市で多い雨漏りの原因は複数ある！主な原因は？

糸島市で多い雨漏りの原因は次の通りです。

• 台風や強風による屋根材の劣化・損傷
• 塩害による建材の腐食
• 経年劣化によるシーリングの劣化
• 雨樋の詰まりや破損

項目ごとに雨漏りの原因を深く見てみましょう。

台風や強風による屋根材の劣化・損傷

玄界灘からの強い風によって、屋根材が傷ついたり建材を固定している部分が緩まったりすると雨漏りが起こりやすくなります。

とくに台風シーズンは、強風により屋根材が剥がれたり、ズレたりするケースが多く報告されているため要注意です。

塩害による建材の腐食

海の潮風に含まれる塩分は、金属部分の腐食を促進します。

屋根材や雨樋、外壁の金具類などが腐食すると防水機能が失われるため、雨漏りが起こりやすくなるのです。海の近くに住んでいる方は、気を付けた方が良いでしょう。

経年劣化によるシーリングの劣化

シーリング材は紫外線や温度変化、塩害の影響により、徐々に硬化・収縮していきます。結果、建物の各所に隙間が生じて雨水が浸入しやすくなるため、雨漏りを招くのです。

とくに窓周りや外壁の継ぎ目部分では、劣化が進みやすくなるでしょう。

雨樋の詰まりや破損

糸島市は自然に囲まれている地域です。場所によっては、落ち葉や小動物の巣などにより雨樋が詰まります。

結果、雨樋自体が劣化して適切な排水が行われなくなってしまい、雨漏りを招くのです。

建物の築年数によって雨漏りの原因は変わる！築年数が古くなるにつれて建材の老朽化による雨漏りが増えていく！

築年数によって雨漏りが起こる原因は変わります。今回は4つのグループにわけてお話しします。

• 新築〜築10年の建物で雨漏りが起こる原因
• 築11〜20年の建物で雨漏りが起こる原因
• 築21〜30年の建物で雨漏りが起こる原因
• 築31年以上の建物で雨漏りが起こる原因

築年数別に、雨漏りが起こる原因を見てみましょう。

新築〜築10年の建物で雨漏りが起こる原因

新築から築10年の比較的新しい建物では、施工不良が原因で雨漏りを起こすことが多いでしょう。

防水シートの重ね合わせ不足や、シーリングの打ち込み不足などが挙げられます。適切な修理を行えば、雨漏りを防げるでしょう。

築11〜20年の建物で雨漏りが起こる原因

築11～20年の建物の場合、シーリング材や防水材の劣化によって雨漏りを招くことが多いでしょう。とくに糸島市の場合、塩害の影響により劣化が進みやすくなります。

早期発見・早期対応をすることで雨漏りを防ぐことが可能です。

築21〜30年の建物で雨漏りが起こる原因

築21～30年の建物の場合、屋根材や外壁材自体の劣化によって雨漏りを起こしやすくなるでしょう。部分的な補修では対応しきれず、大規模な改修工事が必要となるケースが増えてきます。

屋根全体の葺き替えや外壁の塗り替えなどが必要になるかもしれません。

築31年以上の建物で雨漏りが起こる原因

築31年以上の場合、建物全体の老朽化が原因で雨漏りが起こりやすくなります。複数の箇所から雨漏りが起こることも珍しくありません。

補修で対処できない場合は、建物の改修や建て替えを検討するフェーズになってくるでしょう。

建物の場所によって雨漏り対策は異なる！被害を受けないために何をすべき？

雨漏りの効果的な対策方法は、建物の場所で異なります。

• 屋根の雨漏り対策
• 外壁の雨漏り対策
• ベランダの雨漏り対策

3か所にわけて、雨漏り対策の方法を見てみましょう。

屋根の雨漏り対策

定期的な点検が大切です。とくに台風シーズン前後での点検は必須で、屋根材のズレや破損、釘の浮き上がりなどをチェックします。屋根の雨漏り対策において重要なのが、メンテナンスの実施です。屋根材の経年劣化は避けられませんが、早期発見と適切な対処により、雨漏りのリスクを小さくできます。

また、屋根裏の換気状態のチェックも大事です。適切な換気が行われていないと、結露によって木材の腐食を引き起こすため、気を付けなくてはいけません。

外壁の雨漏り対策

建具周りや配管貫通部などは、シーリングの劣化が起きやすいため確認すべきです。外壁の塗装状態もチェックし、必要に応じて塗り替えを検討します。外壁の雨漏りは見た目だとわかりにくいことが多いため、コマメな点検が必要です。

目地部分の劣化やひび割れなどが起こると雨漏りしやすくなるため、発見した場合は初期段階で対処することが大事です。

ベランダの雨漏り対策

排水溝周りは雨漏りが起こりやすいため要チェックです。とくに排水溝の目詰まりは深刻な雨漏りの原因となるため、定期的な清掃が欠かせません。

また、防水層も見た方が良いでしょう。防水層の経年劣化は避けられないものの、適切な使用と定期的なメンテナンスにより、耐用年数を延ばすことが可能です。防水層の端部や立ち上がり部分は劣化が進みやすいため、念入りに点検した方が良いでしょう。

雨漏りの原因・対策がわかっても業者によってクオリティが変わる！選び方のコツとは？

糸島市で雨漏りを直してもらう際は、業者選びも大事になります。業者選びによって、クオリティが変わるからです。業者を選ぶ際は、次のことを意識すると良いでしょう。

• 地域密着業者を選ぶ
• 見積もり内容がわかりやすい
• 保証内容が充実している

地域密着業者を選ぶ

地域密着の業者を選ぶメリットとして、糸島市特有の気候や建築特性を熟知していることが挙げられます。地元での実績と信頼関係を重視して営業を行っているため、無理な営業や不必要な工事をすすめることは少ないでしょう。

見積もり内容がわかりやすい

使用する材料の品質や工事の範囲、工期などの詳細が見積書にわかりやすく記載されている場所を選ぶのも大事です。複数の業者から見積もりを取ることで、どの業者がわかりやすいか判断できるでしょう。

なお、見積もり内容を確認する際は金額だけでなく、使用する材料のメーカーや品番、数量などを細かくチェックすることが大事です。足場の設置費用や廃材の処理費用など、付随する作業の費用が適切に計上されているかも確認しましょう。

保証内容が充実している

業者によって保証内容が異なるため、充実している業者を選びましょう。雨漏り工事の場合、作業完了後に再度雨漏りが発生するケースもあります。手直しが必要になった際に、手出しの費用を少なくするためにも、保証内容が充実した業者を選ぶのは大事です。

保証内容を確認する際は、保証の適用範囲や除外事項について見ておきましょう。その他に保証を受けるための手続きや、定期点検の頻度、費用負担の範囲なども事前に確認しておくことも大事です。​​​​​​​​​​​​​​​​

糸島市で雨漏りの原因・対策が気になる方は「おうちのかかりつけ医OHANA」にご相談ください！

雨の多い日本では、建物の雨漏りは深刻な問題となっています。放置すれば「壁や天井の腐食」「カビの発生」などにより、建物全体に悪影響を与えるかもしれません。

地域密着型の「おうちのかかりつけ医OHANA」では、経験豊富な専門スタッフが丁寧な調査と確実な補修で、皆様の大切な住まいを守ります。

当店では現地調査・見積もりを無料で提供するのはもちろん、修理後も安心してお住まいいただけるよう、充実したアフターフォローもご用意しています。些細な雨漏りでも、早期発見・早期対策が重要です。雨漏りでお困りの方は、遠慮なく「おうちのかかりつけ医OHANA」にご相談ください。