お役立ちコラム

外壁塗装の根拠のない値引きに注意!悪徳業者に騙されないために

著者:庄嶋 善則

外壁塗装の根拠のない値引きに注意!悪徳業者に騙されないために

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

おうちのかかりつけ医OHANAまでお気軽にご相談ください。

外壁塗装を検討中の皆様。怪しい業者の根拠のない値引きに気を付けてください!現在塗装の費用は足場の法律改正や世界経済の影響による材料費の高騰の影響で上昇傾向にあり、現状維持だけでも大変な状況です。

そのような中で根拠がなく、ありえないほどの値引きを行う業者は悪徳業者の可能性も高く危険です。今回のお役立ちコラムでは、悪徳業者が値引きを行える理由や手口などを詳しく解説しますので、参考にしてみてください!

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悪徳業者が根拠のない値引きを行える理由

悪徳業者が根拠のない値引きを行える理由

「悪徳業者はなぜ根拠のない値引きを行えるのか」については、いくつか理由があります。いずれも結果的には消費者が損をする理由なので気を付けましょう。

高級なオリジナル塗料を使うフリをしている

高級なオリジナル塗料を使うフリをして格安な塗料を使う悪徳業者がいます。そもそも塗装業者が塗料を開発すること自体が不審であり一般的ではありません。オリジナル塗料をすすめられた時点で断った方が賢明です。

オリジナル塗料による詐欺が厄介なのは、詐欺なのかどうかがわかりにくく、判明するのが遅い点です。たとえば「耐用年数が20年あるフッ素塗料」だと偽って、実際には「耐用年数5年のアクリル塗料を使った場合、3~4年くらいは何の劣化もなく機能するでしょう。

特にアクリル塗料は塗った瞬間の発色が綺麗なので、一見すると高級な塗料に見えなくもありません。しかし5年くらい経って色落ちし、おかしいと思った頃には「保証期間が切れている」と言って対応してくれなかったり、音信不通になったりします。そうなってしまうと業者に責任をとってもらうのは難しいため、損をするばかりです。

二重価格で値引きしているように見せかけている

定価を高く設定して、割引いているように見せる悪徳業者もいます。通販の二重価格のようなもので、実際にはほとんど割引かれていません。工事をちゃんと行ってくれるなら、まだ良い方ですが、そのように消費者を騙して契約している時点で信頼できず、外壁塗装の出来も不安です。

こうした業者は他社と比べられると嘘がバレてしまうため、期間限定の大幅割引なので早く契約しないと損だと言い、判断を焦らせてくるかもしれませんが気を付けてください。

後になって追加費用を請求するつもりだから

安い料金で中途半端なところまで工事を行い、何らかの理由を付けて追加費用を請求してくる業者もいます。追加費用を払わなければ工事はすすめられない、このまま放置にすると危険だと言ってくることもあるでしょう。依頼した側としても新たに業者を探すのは大変なので、しぶしぶ払ってしまう方が後を絶たないようです。

追加請求をされて不審に感じたら、まずは地元の消費者センターに連絡してみてください。クーリングオフが適用できれば、業者側には無償で元の状態に戻す義務が発生します。

そもそも工事をするつもりがない(代金持ち逃げ)

根拠のない値引きで誘われ、値引きする代わりに全額前払いになると言われたら危険です。代金を持ち逃げする悪徳業者か、自転車操業でひっ迫している業者の可能性があります。後者で最後まで工事を行ってくれるならまだ良いですが、代金を持ち逃げされてしまった場合、訴えてお金を取り戻すのは大変です。

大雑把な見積りで、いくつかのコストカットを隠している

大幅な値引きで誘いつつ、「外壁塗装一式」など大雑把な見積り書を渡してくる業者は気を付けてください。「外壁塗装一式」ではどんな工程で何を使ってどうするつもりなのかさっぱりわからないため、悪徳業者のやりたい放題になってしまいます。

もしかしたら想定よりグレードの低い塗料でごまかすつもりかもしれないし、いくつかの工程を飛ばして簡略化するつもりなのかもしれません。大雑把な見積り書を渡された時点で信用ができないため、詳細な請求書を求めるより他の業者に変えた方が無難です。

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根拠のない値引き以外にも注意!悪徳業者の手口

根拠のない値引き以外にも注意!悪徳業者の手口

根拠のない値引き以外にも悪徳業者の手口はいくつかあります。いずれも損でしかないため気を付けましょう。

不安をあおって即日契約をうながす

多くの悪徳業者は他の業者と比べられると嘘がバレてしまうため、即日契約を求めてきます。たとえば怪しい業者の手口や見積り書の内容を優良業者に伝えた場合、一般の方よりも外壁塗装の内情に詳しいため「その業者はおかしい。詐欺の可能性がある」とすぐに判断できてしまうでしょう。

身分を偽っている(ハウスメーカーや市役所の職員など)

大手ハウスメーカーの社員を名乗って「モニター価格で塗装しませんか?」と誘ってきたり、市役所の職員を名乗って「助成金を使って安く外壁塗装しませんか?」と言ってきたりする悪徳業者もいます。

本物のハウスメーカーや市役所の職員が訪れる可能性もゼロではありませんが、極めて珍しく、事実確認をした方がいいでしょう。彼らの伝えてくる連絡先は信用できないため、自分でインターネットなどで調べて連絡してみてください。仮に嘘だと発覚した場合は、彼らが対処してくれるでしょう。

違法な足場で経費削減

「足場代を無料にする」「足場を簡略化して安く作業を行う」といった魅力的な提案をしてくる業者に注意が必要です。一見お得に見えるこれらの提案は、実際には違法行為や工事の質の低下につながる可能性が高く、結果的に住まいに大きな損害を与えるリスクがあります。ここでは、違法な足場がなぜ問題なのか、どのようなリスクがあるのかを詳しく解説します。

足場設置の法律とその重要性

日本では、建設現場での安全を確保するために「労働安全衛生法」による厳しい規定が設けられています。この法律では、足場設置に関して細かな基準が定められており、以下のような条件が含まれます。

  • 作業員が安全に移動できる幅の確保(原則60cm以上)
  • 足場の強度や安定性の維持
  • 手すりや足元の防護設備の設置
  • 高所作業における墜落防止措置の徹底

これらは、工事中に作業員が転落したり、工具や塗料が落下する事故を防ぐための重要な基準です。違法な足場はこれらの基準を無視して設置されることが多く、安全性が著しく欠けた状態で工事が進められます。

違法な足場での施工が引き起こすリスク

違法な足場を使用する業者は、法令を無視してコスト削減を図っていますが、以下のようなリスクが伴います。

  1. 作業員の安全性が確保されない
    不十分な足場では作業員が転落する危険性が高まります。もし事故が発生した場合、業者だけでなく依頼主である施主にも責任が及ぶ可能性があります。
  2. 工事の質が低下する
    安全性を確保していない足場では作業が困難になるため、塗装のムラや適切な施工が行われないリスクが高まります。足場が不安定な状態では、作業精度が落ちるのは当然です。
  3. 違法行為によるトラブル
    違法な足場を使用する業者は、法令を遵守しない体質があるため、他の工程でも手抜きを行う可能性が高いです。また、監督官庁や労働基準監督署に違法行為が発覚した場合、工事が中断されるだけでなく、依頼主に迷惑がかかることもあります。
  4. 後々の補修コストが増加する
    不適切な施工は塗膜の剥がれや劣化を早め、短期間で再塗装が必要になる場合があります。一時的な節約が長期的には大きな出費につながる可能性があります。

なぜ違法な足場を使う業者が存在するのか?

違法な足場を使用する業者は、工事費用を極端に低く抑えることで顧客を惹きつけようとします。特に「足場代無料」や「簡易足場で対応可能」といったキャッチフレーズで集客し、施工の安全性や品質を犠牲にして利益を上げようとするのです。

こうした業者は、工事の途中で追加費用を請求してくるケースも多く、契約時には提示されていなかった金額が後から発生することもあります。また、自転車操業状態の業者は、費用を回収できないと次の現場に進めないため、強引な営業や無理な工期設定を行う傾向にあります。

根拠のない値引きに騙されない!優良な業者を見分けるコツ

根拠のない値引きに騙されない!優良な業者を見分けるコツ

根拠のない値引きに騙されないために、優良な業者を見分けるコツを覚えておきましょう。下記の4つを確認すれば、悪徳業者に騙されにくくなります。

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訪問販売の業者とすぐに契約しない

訪問販売を行う塗装業者のほとんどは悪徳業者だと言われています。何の前触れもなく突然現れた時点で警戒すべきなので、契約しないようにしましょう。「本日無料点検します」「今工事しないと大変なことになる」等と言って気を引いてくるかもしれませんが、相手にせず断ってください。

万が一訪問販売の業者と契約してしまった場合、契約日から8日以内であればクーリングオフ制度を利用できる可能性が高いため、早急に地元の消費者センターに連絡しましょう。クーリングオフが適用できるかや手順を教えてもらえます。

相見積りを行って費用や提案内容を比較する

根拠のない値引きに騙されないためには相見積りが有効です。何社かに見積りを依頼して費用や提案内容を比べてみれば、相場価格や工事内容を比べられるため判断もしやすくなるでしょう。

相見積りを行うことは業者に失礼な行為ではないため、他社の見積り書等を見せて「こちらの業者と何が違うの?」と聞いてみるのもありです。信頼できると感じられる業者が見つかるまで、焦らず吟味しましょう。

ホームページで写真付きの施工時例などを確認する

業者のホームページで写真付きの施工時例などを確認してみてください。写真付きの施工時例はごまかすのが難しく、出来映えや工程、施工実績を確認するのに役立ちます。もしホームページがない業者だとしたら、判断材料がすくなく「ホームページがない」こと自体、近年の塗装業界では希有なので、候補から一旦外した方が良いかもしれません。

Googleマップなどで評判を確認する

Googleマップなどで評判を確認するのも1つの方法です。どんな評価が多いのか見てみましょう。怪しいコメントや低評価と高評価のコメントに極端な差が多い場合は、情報操作をしている可能性もあるため信用できませんが、納得のできる高評価が多いなら、信頼できる要素の1つになります。

おうちのかかりつけ医OHANAで安心の外壁塗装を始めましょう!

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外壁塗装は住まいの寿命を左右する重要な工事です。しかし、悪徳業者に騙されてしまうと、せっかくの投資が無駄になる可能性もあります。根拠のない値引きに惑わされず、信頼できる業者を見極めることが大切です。

おうちのかかりつけ医OHANA」では、明確な見積りと高品質な施工をご提供し、地域の皆様の大切な住まいを守ります。お問い合わせはフォーム、メール、電話、またはショールームへのご来店で受け付けております。不安な点や具体的なご相談があれば、ぜひ一度ご連絡ください。安心してお任せいただける塗装工事をお約束します!

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