お役立ちコラム
福岡市西区の外壁塗装劣化症状とは?気候がもたらす影響を徹底解説
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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!
福岡市西区の外壁塗装は劣化症状に合わせた対策が必要です。福岡市は日本海型気候で、冬の時期は寒気の影響を受けて曇りが多くなります。とくに梅雨の末期は大雨に見舞われることが多く、明けると35度以上の猛暑日になることもあるエリアです。
また、福岡市は博多湾に面しているため、塩害に悩まされている方も多数いるのではないでしょうか。塩害は住まいに悪影響をもたらす原因です。屋根だけではなく、外壁にも大きなダメージを与えます。
とくに金属製のトタンやガルバリウム鋼板には注意が必要です。海に面していない地域と比べて、塩害によるサビの発生リスクが高くなります。サビは屋根材も外壁材をもろくする要因です。屋根材や外壁材にひび割れが発生すれば雨漏りの原因になります。
ただ、福岡市西区では塩害による赤サビや白サビ以外にも、シーリング(コーキング)の劣化についても注意が必要です。そこで今回のお役立ちコラムでは、福岡市西区で見られる外壁塗装の劣化症状についてくわしくお話しします。
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外壁塗装の劣化がもたらすリスク
外壁塗装を行う目的は、美観のためでもありますが、住まいの健康を守るために行います。人と同じように住まいも、毎日ダメージを受け続けると弱ってしまうのです。
外壁は主に「窯業系サイディング」「金属系サイディング」「モルタル外壁」「ALC外壁」「タイル外壁」などがあります。共通するのは、紫外線や風雨の他、汚れや塩害の影響で経年劣化する点です。たとえば巨大な岩でも変形します。長年風雨にさらされていると、欠けたり割れたりして小さくなったりするものです。
外壁材は種類により耐久性の差はありますが、弱点もあります。弱点となる劣化の外部要因の影響を受け続けていると、想定耐久年数より保たない場合もあるのです。たとえば金属系サイディングだと、塩害の影響を強く受けてサビが発生します。モルタルは汚れが付着しやすい外壁材です。以下は外壁塗装が劣化した場合に起こる、代表的な症状です。
色あせや変色 |
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苔や藻やカビ |
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塗料のひび割れ |
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塗料のはがれ |
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サビ |
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シーリング材(コーキング材)の劣化 |
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これらの外壁塗装の劣化が進行すると、雨漏りにつながります。雨漏りは住まいにとって大病であり、そのまま倒れてしまう危険性があるトラブルです。
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福岡市は塩害の影響によりサビが発生しやすい
福岡市は博多湾に面しています。そのため塩害を受けやすいエリアです。また、塩害は海岸線から近い場所だけで被害が出るわけではありません。風向きや気象条件により内陸部まで広がる場合もあります。
海風により飛んでくる塩分は外壁にも大きなダメージを与えるのです。福岡市の東区では塩害防止のために森づくり団体が保安林の松を植樹しています。
また、サビには赤サビと白サビがあります。赤サビは金属が酸化した状態です。まさに金属の腐食であり、金属の強度をもろくします。もらいサビもやっかいな問題です。たとえば、金属サイディングにサビた金属を立てかけたとします。時間が経過すると、金属サイディングがサビてしまうのです。金属製品のサビが他の製品に付着してサビるのがもらいサビです。
白サビは美観の問題あり
白サビは水分と空気により、亜鉛が酸化して発生します。つまり亜鉛のサビです。酸化したサビは専門用語で「塩基性炭酸亜鉛」と呼ばれています。白いチョークの粉と似ているのが特徴です。白カビは金属サイディングの美観を損なうために対処したほうがいいでしょう。
コンクリートやモルタルの爆裂現象にも注意
その他、塩害は鉄筋コンクリートやモルタルでも発生します。コンクリートやモルタル表面に付着した塩分が、内部に浸透するからです。コンクリートやモルタルの中にある鉄筋がサビると体積が膨張します。鉄筋は周囲のコンクリートやモルタルを圧迫するのです。その結果、コンクリートやモルタルが、ひび割れたりはがれたりするのです。これは爆裂現象と呼ばれるもので、雨水でも発生します。
参照:国土技術政策総合研究所 2章 道路橋の塩害対策のレビュー – 2.1 塩害のメカニズム 2
雨漏りの怖さ
外壁塗装が劣化することで発生する問題は多種多様です。ただ、雨漏りに行き着くところは共通しています。雨漏りが怖いのは、二次被害をもたらす点です。以下が代表的な二次被害です。
- 木材の腐食
- カビ
- シロアリ
- 漏電火災
柱や梁は住まいを支えていますが、雨水に濡れると腐食します。腐食すると柱と梁はボロボロになって、耐久性が極端に低下するのです。さらに侵入した雨水で湿度が高まり、腐食した木材を好むシロアリのような害虫が侵入します。シロアリによって木材がかじられて細くなると、住まいを支える力はなくなるのです。ちょっとした地震で倒壊してもおかしくありません。
また、湿度が高まるとカビが繁殖します。カビの胞子を吸い込むとシックハウス症候群につながるのです。シックハウス症候群に罹患すると、目や鼻、皮膚や喉にかゆみのような刺激をもたらします。咳も出ますし、深呼吸もできなくなるのです。さらにめまいや吐き気や頭痛に悩まされることになります。とくに子どもや高齢者は免疫力が弱いため、注意が必要です。
他にも雨漏りによる雨水がプラグや電気ケーブルや電気機器が濡れると、漏電リスクが高まります。漏電によりショートすると、火花が散って火災にもつながるのです。実際消防庁でも漏電火災について注意喚起をしています。
外壁の劣化は下地補修と塗装回数を守った適切な施工が重要
外壁塗装が経年劣化によって機能性を失った場合、早急に外壁塗装が必要です。外壁塗装専門業者が外壁塗装を現場でする場合、汚れを落とすところからはじめます。外壁にはホコリや排気ガスの汚れ、苔やカビや藻など生物系の汚れまでさまざまです。さらに古い塗料が残っているため、そのまま塗装をすると新しい塗料が付着しません。
高圧洗浄機を使用して丁寧に洗浄します。そのあと外壁材の劣化に合わせて下地補修をするのです。シーリング材が劣化していたら、はがして新しいものを充填します。サビがあるとヤスリですべて除去します。丁寧に外壁の凹凸や汚れをなくしたうえで、新しい塗料を塗布するのです。
塗料は下塗り、中塗り、上塗りの3回を守ります。塗料によっては2回で済むもの、4回塗りや5回塗りが必要な場合もあるため、製品の説明書き通りに適切施工しつつ、外壁の状態に合わせて施工方法を変える技術と施工判断力が重要です。
福岡市西区で外壁塗装の劣化症状に悩まれている方はご相談ください
外壁塗装を検討中の方はおうちのかかりつけ医OHANAにお任せください。外壁塗装の専門知識があるため、塩害対策に合わせた塗料による外壁塗装を提案できます。福岡市周辺(糸島市・大野城市・春日市・太宰府市・筑紫野市)にて、地域密着で実績を積み重ねてきた経験が強みです。
また、カラーリングや機能性など丁寧にヒアリングを行い、ニーズに合わせた塗料のご提案をさせていただきます。劣化症状が出ていなくても、被害を事前に食い止めるメンテナンスも対応可能です。
「おうちのかかりつけ医OHANA」へのご相談は、問い合わせフォームの他、お電話でも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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