お役立ちコラム

福岡市の外壁塗装はOHANAまで|劣化症状に合わせた補修が重要「外壁の劣化を区別する」

著者:庄嶋 善則

福岡市の外壁塗装はOHANAまで|劣化症状に合わせた補修が重要「外壁の劣化を区別する」

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

外壁塗装をする際、必ず行わなければならない「下地処理」は、本当に細かな部分までしっかりと補修していきます。工事品質が高い工事の場合、後から発生する作業があまりにも早くて気づかないかもしれませんが、本当に細かなトラブルまでしっかりと対策を講じています。

では、なぜ外壁はトラブルを発生させるかをご存知ですか?

今回のお役立ちコラムでは「外壁の劣化原因と対策方法」を解説したいと思います。

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外壁に現れる劣化症状と原因を考える

外壁に現れる劣化症状と原因を考える

外壁は、劣化が進むにつれて症状に変化が生まれます。ちょっとしたトラブルだと思っているものが、意外にも大きな問題になる可能性もあるので、劣化する原因をしっかりと把握しておきましょう。

これを覚えておくだけで、なぜ外壁塗装が必要なのかが少し見えてきます。

 

ひび割れは「揺れ」で発生する

外壁のトラブルの代表とも言える「ひび割れ」は、建物が劣化したから発生するというわけではないことを知っていましたか?

実は、建物が揺れることで簡単にひび割れは発生してしまうのです。特に、塗り壁やコンクリート壁のような「1枚もの」の外壁はこの特徴が顕著です。

劣化していなくても外壁がひび割れるということが信じられないという方もいます。しかし、新築の建物でも、地震1発で外壁にクラックが走るなんてことはよくあることなのです。むしろ、新築住宅は数年経ち続けている建物よりも、ひび割れしやすいかもしれません。

例えば、新築から5年後に初めての外壁メンテナンスが行われます。その際、新築時の外壁塗装よりも効果的な塗料を使用して外壁塗装をするということは多いです。しかも、新築時は建物の軋みや構造材の慣らし期間が必要ということもあり、初めから高価な塗料で塗っても確実にトラブルが発生するものと考えられているのです。

そのため、建物の劣化だけがひび割れの原因ではないということを覚えておきましょう。

 

チョーキング現象は「紫外線」の影響

外壁塗装が劣化して現れる「チョーキング現象」は、塗膜の表面が破壊されることで発生します。これは、塗料の樹脂成分が壊れてしまい、本来の形状を保つことができなくなることで起こる現象で、少し触れるだけでも真っ白になってしまう厄介な劣化症状だと言えるでしょう。

塗料の樹脂成分を分解してしまうのは、太陽光に含まれている「紫外線」です。つながっていた樹脂同士を解いてしまうため、既存の形状を維持できなくなってしまうことで、粉上になってしまうわけです。

チョーキング現象が発生しないように「ラジカル制御型塗料」というものもあるのですが、低ランク塗料を使用するとこの効果が標準付帯していません。最近の高機能塗料の多くはラジカル制御効果を持っているものが多いので、簡単にチョーキング現象が発生するようなことはありません。

 

苔やカビの発生は「塗膜の劣化」で起こりやすくなる

チョーキング現象が起こるほどの劣化をしたとまくは、汚れを付着しやすい状態です。汚れの中には、カビや苔の胞子が含まれていることも多く、水分を含んだ際に根を張り巡らせ、発芽してしまうのです。

その結果、外壁に点々とカビが生えてしまったり、1箇所に苔が生えてしまったりという症状が発生します。

浴室の黒カビなどを考えてもわかるように、カビや苔という存在は簡単には解消することができません。完全に取り去るには、発生した外壁材を入れ替えるくらいしか方法がないと言っても過言ではありません。

優秀な防カビ剤や防藻剤を使用することで、発生しているものを鎮静化することはできます。しかし、これも永久に解消できるものではないということを理解しておきましょう。

 

塗膜の剥離は「密着不良」が原因

外壁塗装を施したにも関わらず、塗膜が剥がれてしまうという現象が発生することがあります。塗装から時間があまり経過していないにも関わらず剥離してしまうような場合は、塗装前の高圧洗浄やケレン作業が不十分で密着不良を起こしている場合があります。

このような場合は、前回の塗装を依頼した業者の保証範囲で直すことができる可能性が高いです。しかし、そのような場合でないときは、塗料の膨張の可能性もあります。

塗膜が剥離してしまうと、そこから雨漏りが発生したり、外壁材を劣化させるような状況になるということを覚えておきましょう。できる限り早い対処が必要です。

 

シーリング材の劣化は「経年劣化」によるもの

シーリング材は、確実に充填できていれば耐用年数として設定されている期間は正常な状態を維持することができます。しかし、紫外線の照射状況や酸性雨の影響によっては、耐用年数よりも短期慰安で劣化することもあるでしょう。

つまり、シーリング材が異常を発症することはほとんど考えられないということです。

シーリング材が問題を発症するのは「経年劣化」によって寿命を迎えたときです。ひび割れや萎縮をするケースが多く、さらには「黒カビ」が発生してしまうようなケースも考えられます。

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劣化症状を区別して対処方法を考える

劣化症状を区別して対処方法を考える

ここまでご紹介してきた外壁塗装の劣化症状に対し、どのような対処をすべきなのかをご紹介します。外壁塗装業者がどんなメンテナンスをしているかを知っていると「実は必要ない作業をしている悪質業者」を見極めることができるかもしれません。

作業の中には、無駄なように見えても必要な作業というものもあるので、あくまでも参考としてこのような作業をするということを覚えておきましょう。

 

ひび割れは「止める」

ひび割れは、表面的に見えなくなれば問題ないというわけではありません。どれだけの規模でひび割れているのかを確実に把握し、今後症状が拡大しないように適切な処置を施す必要があります。

例えば、モルタルをひび割れに擦り込み、亀裂の一番奥深くまでしっかりと押し込むという方法です。同様にシーリング材を押し込む場合もあります。肝心なのは、ひび割れて広がってしまった外壁材が動かないようにすることです。

ひび割れたままだと、隙間で助走をつけた外壁同士が強く引っ張り合ってしまうので、ひび割れ被害が大きくなってしまうのです。

 

チョーキング現象は「塗り直し」

チョーキング現象が発生した場合は、外壁塗装を新しくすることで対処完了です。ただし、確実な高圧洗浄やケレン作業を行わないと剥離につながってしまうので、丁寧な下地処理が必要になります。

また、この時点でひび割れが発生している場合には、確実に埋め込んで被害が拡大しないようにしなければならないでしょう。

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苔やカビは「予防」

苔やカビが発生してしまった場合には、あらかた高圧洗浄で吹き飛ばした上で、防カビ剤や防藻剤を使用して鎮静化させます。このとき、全て取り切ろうと必死になると外壁材を傷つける可能性があるので、ある程度のところで溶剤処置に移行しなければなりません。

しかし、十分に取りきれていないと溶剤の染み込み具合にも影響が出るので、塩梅が難しい作業になります。

効果の高い防カビ剤や防藻剤を使用すると、発生したカビや苔を鎮静化した上で、今後発生するカビや苔を予防することができます。

 

塗膜の剥離は「徹底した洗浄とケレン作業」

塗膜の剥離が発生する大きな原因が「洗浄不足」なので、しっかりと下地処理を行うことで症状を回避できることを期待します。

事実、外壁塗装が剥がれてしまう原因は施工不良が最も多いので、経年劣化による剥離が始まるまで放置していると、他のトラブルも多発しています。そのため、施工から数年以内での剥離でない場合は、別のトラブルの方が目立つでしょう。

 

シーリング材の劣化は「定期メンテナンス」

シーリング材の劣化は「定期メンテナンス」

シーリング材が劣化した場合は、外壁塗装を行う際に一緒に打ち替えます。これが最も効率の良い方法です。一般的に、塗料の耐用年数とシーリング材の耐用年数を比較して、シーリング材の方が若干長めになるのがポイントです。

なぜなら、外壁塗装の「塗膜」が劣化してするだけであれば、雨漏り等の心配が直接発生するわけではなく、いくつかの要因が絡み合うことで発生します。しかし、シーリング材が劣化してしまうと、そこから直接雨が入り込むという関係上、外壁塗装よりも前に劣化してしまうとタイミングが合わなくなってしまうのです。

シーリング材だけを打ち替えるということはあまりなく、仮にシーリング材だけを対処するよな場合には増し内という方法で対処するのが一般的です。ただし、劣化しているシーリング材の根本的な症状は直っていないので、劣化状況は変わりません。

 

おうちのかかりつけ医OHANAが提供する安心の外壁塗装メンテナンス

おうちのかかりつけ医OHANAが提供する安心の外壁塗装メンテナンス

外壁の劣化はさまざまな原因で起こりますが、適切なメンテナンスと早期の対処が必要です。ひび割れからチョーキング現象、カビや苔の発生まで、各症状には特有の原因と対策があります。福岡市にお住まいで、お家の定期的なメンテナンスをご検討の方は、ぜひ『おうちのかかりつけ医OHANA』にお任せください。私たちは、外壁塗装において豊富な経験と専門知識を持っており、あなたの家を長期的に美しく保つお手伝いをします。

劣化の早期発見と適切な対策は、将来的な大きなトラブルを防ぐためにも重要です。OHANAでは、個々の建物の状況に合わせたカスタマイズされたメンテナンスプランを提供しており、お家の「かかりつけ医」として長期的な健康を支えます。

お問い合わせは、電話やメール、または問い合わせフォームをご利用いただけます。また、より具体的なご相談やお見積りをご希望の方は、ぜひショールームへお越しください。スタッフ一同、あなたのご来店を心よりお待ちしております。お家のことでお困りのことがあれば、いつでもOHANAにご相談ください。

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