お役立ちコラム

バルコニーの劣化症状|こんな症状があったらすぐに対処しよう

著者:庄嶋 善則

バルコニーの劣化症状|こんな症状があったらすぐに対処しよう

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

建物の中でも、バルコニーの劣化症状はあまり重要視されていません。外壁や屋根はメンテナンスが必要だと理解されてきているのですが、バルコニーが劣化することでどんな不便が発生するかがまだまだ周知されていないのです。

そこで、今回のお役立ちコラムでは「バルコニーの劣化による影響」についてご紹介したいと思います。

早めの対策によって、建物の寿命を引き延ばしていきましょう。

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すぐに対処したいバルコニーの劣化症状

すぐに対処したいバルコニーの劣化症状

バルコニーの劣化症状の中でも、緊急度の高い症状についてご紹介します。

  • ・腰壁の下地が見えている
  • ・木部の腐朽が激しい
  • ・床に水が溜まる

この3つの症状は、今すぐにでも業者による適切な処置が必要です。

腰壁の下地が見えている

腰壁というのは、バルコニーに落下防止のために設置されている柵部分のことを言います。ここには、本来外壁と同じように外壁材が設置されていますが、劣化によって剥がれ落ちてしまい、下地の木材やコンクリートが見えてしまっている状態は非常に危険です。

下地が木材の場合、雨に濡れることで腐ってしまい、最悪の場合腰壁が崩壊します。その結果、下にあるものを傷つけてしまったり、隣接している建物へも被害を及ぼしたりするでしょう。

このような状況にならないためにも、腰壁の下地が出てしまっているのを確認したら、すぐに業者に相談することをおすすめします。

木部の腐朽が激しい

腰壁以外にも木材が使われている部分はあります。バルコニーの劣化が進んでしまうと、バルコニーの基礎となる柱部分に水が入り込んでしまい、構造躯体から腐朽が始まってしまうのです。

仮に構造躯体が腐ってしまった場合、バルコニーの重さに耐えきれずに外壁との設置部分から落下してしまうことも十分に考えられます。腰壁の崩落よりも大きな被害が出ることが予想できるため、バルコニーの劣化は非常に危険なのです。

真下に落ちた場合、室外機を破壊して冷媒のガスが噴出してしまうことも考えられます。若干前方に弧を描くように落ちれば、近隣との擁壁が崩壊したり、建物自体を破壊したりする恐れもあるのです。

床に水が溜まる

バルコニーは、防水工事が行われているため、適切な効果を発揮していれば「水が染み込むことはない」のが一般的です。そのため、大雨が降った際にバルコニーに水が溜まってしまうのは仕方がないと考えてしまう方がいます。

しかし、本来であればバルコニーには水は溜まらず、しっかりと排水されるのが正しい状態なのです。排水口にゴミが溜まっているようであれば、バルコニー全体に水が溜まってしまいます。

しかし、部分的に水が溜まっているような状態だったとしたら、かなり危険な状態だと判断できるでしょう。通常、バルコニーの設計は緩やかな傾斜がついて排水口に水が流れ込むようになっています。それが、水たまりが点在するような状態だということは、バルコニーがすでに変形しているということになるのです。

防水膜が凹んでいる場合もありますが、防水膜が変形するという時点で耐用年数を超えていることが予想できます。しかし、より恐ろしいのは「防水膜より下側の変形」です。つまり、構造躯体に問題が発生してしまっていると考えられるということです。

バルコニーがいつ崩壊してもおかしくない可能性もあるため、できればバルコニーには乗らずに、業者を呼ぶことをおすすめします。最悪な場合、バルコニーに出た途端に自分ごと落下する可能性があります。

バルコニーの劣化を放置すると

バルコニーの劣化を放置すると

バルコニーの劣化は、確認できたらすぐに対処すべきだと言えるでしょう。しかし、多少の劣化症状が現れたからといって、使用に支障が出るわけでもないため、あまり重症だとは考えないことが多いです。

では、バルコニーの劣化を放置すると、どんな状況になってしまうのかを見ていきましょう。

シミができる

バルコニーの劣化症状を放置すると、かなり高い確率で「雨漏り」が発生します。水漏れがすぐに起きるわけではなく、多くの場合「クロスにシミができる」という症状からスタートし、結露が付着したり、カビが発生したりという二次被害が広がりながら水漏れを発生するのです。

クロスにシミができると、途端に室内が湿気臭くなり始め、症状が重い場合はクロスが剥がれ始めてしまうため、建物の劣化がかなりの勢いで進んでいくでしょう。

金属がサビる

バルコニーの劣化は金属部分にも大きな影響を与えてしまいます。建物には多くの金属素材が使用されており、それらにサビが発生してしまうことで、十分な強度を確保できなくなってしまうのです。手すりなどのようにしっかりとコーティングされているものであれば良いですが、固定具のような亜鉛メッキしか処理されていないような場合は劣化が進んでしまうでしょう。

交換が容易なものであれば対処の使用がありますが、建物内部の金属に影響を及ぼしてしまうと一大事です。柱の固定ボルトがサビてしまい、十分な固定ができなくなった場合は建物の倒壊も危ぶまれます。

もちろん、サビてすぐにそんな状況になるということは考えられません。しかし、長期間このような状況が続くと、人が動くたびに揺れるような建物になってしまう可能性は十分にあるのです。

カビが発生する

バルコニーが劣化して、構造躯体に水が流れ込んでしまうと、見えない場所でカビが発生してしまう可能性があります。カビは住んでいる方に健康被害を及ぼす非常に危険な存在です。バルコニーからの水漏れによって、カビが大量発生してしまうというケースは少なくありません。

まだ対処ができるレベルであれば、一度壁を剥がして防カビ処理をすれば良いですが、すでに対処の使用がない状況になってしまうと、建物の建て替えも検討しなければなりません。

シロアリが出る

同じく、バルコニーからの水漏れによる問題ですが、水がかかった木部の腐朽は進行してしまうため、シロアリ被害に遭いやすくなります。当然、柱がボロボロになれば、倒壊の危険性もあるので、早急に対処すべき案件です。

しかし、バルコニーの劣化症状が進行しただけで、ここまで酷いことになるとはなかなか考えません。そのため、気づいた時には手遅れということが多いのです。

シロアリ被害は、内部を確認するまで気づかないことが多く、ほとんどの場合「クロアリ」の発生からシロアリの存在に気づくという流れになります。そのため、家の中でクロアリを見たら、すぐに業者に相談するようにしましょう。

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漏電火災の可能性

バルコニーの劣化から雨漏りが発生すると、何よりも危険なのが「漏電」です。内壁に伝わっているうちはまだなんとかなります。しかし、電気部分に水が回ってしまうと、最悪の場合「漏電火災」で建物が消失してしまう場合もあるのです。

建物が燃えてしまうだけならまだ良いですが、そのまま火災に巻き込まれてお亡くなりになるということも十分に考えられます。バルコニーの防水処置が甘かっただけで、ここまでひどい状況になる可能性もあるのです。

決して甘く考えてはいけません。

無料の雨漏り診断を利用して雨漏りチェック

無料の雨漏り診断を利用して雨漏りチェック

バルコニーの劣化症状を確認するのも大事ですが、建物全体の劣化症状にもしっかりと目を向けていきましょう。十分な対策とメンテナンスを施していれば、建物の寿命は長くなる上に、ご自身の生活の安全にもつながります。

無料の雨漏り診断を受けることで、建物の状態をチェックすることができます。ぜひ定期的に受けて、建物の安全性を確保しましょう。

バルコニーの劣化対策:あなたの安全な生活空間を守るために

バルコニーの劣化対策:あなたの安全な生活空間を守るために

バルコニーの劣化は、表面的な問題に留まらず、建物全体の安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。特に雨漏りは、バルコニーの機能不全の明確な兆候であり、放置することで内部構造への深刻なダメージが進行する恐れがあります。

防水膜のひび割れや塗膜の剥がれ、水の溜まりやカビの発生など、初期の警告信号を見逃さないことが重要です。これらの症状を確認した場合は、速やかに専門の業者に診断を依頼し、必要な防水工事を行うことが建物の寿命を保つ鍵となります。

おうちのかかりつけ医OHANA」では、バルコニーの防水問題に対して専門的な診断と修理を提供しています。お気軽にご相談ください。無料の雨漏り診断を実施しており、迅速に対応し、あなたの家を安全で快適な状態に保つお手伝いをします。

ご連絡は電話、メール、またはウェブサイトの問い合わせフォームからお願いします。スタッフ一同、心よりお待ちしております。早期対応による防水工事で、あなたの大切な家と生活を守りましょう。

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