お役立ちコラム
屋根は塗装orカバー工法が良い?葺き替えとの違いは?費用やメリットを解説
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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!
屋根の補修を考えているなら、「屋根は塗装orカバー工法が良い?葺き替えとの違いは?」と迷っている方も多いでしょう。
塗装なら他の2つの方法よりも安くすみますが、屋根の劣化状況によっては不十分なので、的確な判断が必要です。
そこで今回のお役立ちコラムでは、それぞれの費用やメリット・デメリットをくわしくお話ししていきたいと思います!
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屋根塗装とカバー工法、葺き替えの違いやメリット・デメリット
塗装、カバー工法、葺き替えの大まかな違いは以下の通りです。費用に関しては変動しやすいため参考程度にお考えください。
費用(一般的な2階建ての住居の場合) | 耐用年数(※) | |
塗装 | 約40万円以上 | 約7~15年 |
カバー工法 | 約60万円以上 | 約20年~40年 |
葺き替え | 約70万円以上 | 約20年~40年 |
塗装の場合は、使用する塗料によって耐用年数と金額が変わり、カバー工法と葺き替えの場合は、使用する屋根材によって耐用年数と金額が変わります。
屋根塗装のメリット・デメリット
屋根塗装は、カバー工法や葺き替えよりも安く手軽で、工期も短いのが最大のメリットです。
- 屋根が色あせている
- 軽度のひび割れがある
- 軽度のカビやサビがある
- 部分的に塗膜が剥がれている
上記のような症状であれば、屋根塗装で十分である可能性が高いです。「塗装でカビやサビをどうにかできるの?」「ひび割れがあっても平気なの?」と思うかも知れませんが、塗装する場合は、まず屋根の洗浄から始まり、カビやサビを落としてから塗ります。
ひび割れがあった場合は、補修してから塗るため、外観的にも目立たなくなるでしょう。
ただし、すでに雨漏りしている場合や屋根材に深刻なダメージがある場合は、塗装だけでは不十分です。屋根材の交換や建物内部の補修が必要になるでしょう。
屋根の寿命は20年から40年ほどといわれていますが、これは定期的にメンテナンスすることが前提であり、寿命がくるまで何もしなくて良いわけではありません。立地や環境、使用する塗料にもよりますが、10年前後の間隔で屋根塗装などを行うといいでしょう。
たとえば寿命が40年あると仮定した場合、10年おきに3回屋根塗装をして、40年目にカバー工法か葺き替えを行うのが理想です。
塗料の種類と耐用年数
塗料の名前 | 耐用年数 | 1平方メートルあたりの単価 |
アクリル塗料 | 3〜8年 | 1,000〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,700〜2,500円 |
シリコン塗料 | 7〜15年 | 2,300〜3,500円 |
ラジカル塗料 | 8〜16年 | 2,200〜4,000円 |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円 |
光触媒塗料 | 10〜20年 | 3,500〜5,500円 |
セラミック塗料 | 10〜25年 | 2,300〜4,500円 |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円 |
塗料の種類によって耐用年数や機能、費用は大きく変化します。現在もっとも一般的なのはシリコン塗料で、費用と機能、耐用年数のバランスが良いです。
シリコン塗料よりもグレードの高い塗料の多くは個性的な機能があります。たとえばラジカル塗料はチョーキング(触れると白い粉が付く症状)に強く、光触媒塗料は紫外線を利用して汚れを分解します。
どのような塗料が最適であるかは立地や環境にもよるため、塗装業者と相談して決めるのがベストです。費用を抑えたいのであればシリコン塗料がオススメ、なるべく耐用年数の長い塗料が良いのであれば、フッ素塗料以上のグレードがオススメです。
遮熱塗料の効果は?遮熱と断熱の違い
塗料の中には遮熱効果をもつものもあります。もし遮熱塗料に興味があるのであれば、遮熱と断熱の違いを覚えておきましょう。遮熱は熱を反射させることで夏も比較的涼しく過ごすことができ、断熱は室内の暖気を逃がさないことで、冬でも比較的暖かく過ごせます。
塗料においては、遮熱効果をもつものはありますが断熱効果をもつものはほとんどなく、あまり期待できません。断熱を求めているのであれば屋根材の下に断熱材を入れる必要があります。
カバー工法のメリット・デメリット
カバー工法のメリットは葺き替えと比べて工期が短く、費用を抑えられる点が最大のメリットです。費用を抑えられる理由は、既存の屋根を取り外さずに新しい屋根を乗せるため廃材が出ず、工期が短くなるため人件費を抑えられるからです。
古い屋根の中にはアスベストを含んだものがあります。アスベストを含んだ屋根は普通に解体すると飛散し、健康被害を引き起こす可能性があるため施工費用も高くなりますが、カバー工法なら屋根を撤去しないため、あまり問題になりません。
さらに屋根を重ねることで防音性や断熱性が高まり、大雨や台風の雨音なども響きにくくなりますし、冬でも比較的暖かく過ごせます。
様々なメリットがあるカバー工法ですが、屋根が重くなるため建物の寿命や耐震性に影響する可能性があります。ですのでなるべく安い屋根材がふさわしく、重たい屋根材はカバー工法に向いていません。
また瓦屋根の場合は屋根に厚みがあり重く、形状が波型で新しい屋根を密着させるのが難しいため、カバー工法に向いていません。屋根材や下地の劣化が著しい場合も、大がかりな修繕が必要となるためカバー工法は向いておらず、葺き替えをする必要があります。
葺き替えのメリット・デメリット
葺き替えを行う場合、既存の屋根を撤去して新しい屋根に交換するだけでなく、野地板や防水シートもすべて交換するのが一般的です。屋根全体が新しいものに交換されるため、屋根の寿命が大きく伸びることが最大のメリットでしょう。
新しい屋根を以前のものとは違う軽いものにして耐震性を高めたり、瓦屋根からスレート屋根や金属の屋根に交換したりして、メンテナンスしやすい屋根にすることも可能です。
多くのメリットがある葺き替えですが、屋根塗装やカバー工法よりも費用が高く、工期も長くなりがちです。
葺き替えは重度の劣化や雨漏りで困っている場合、耐震性を高めるために軽量化したい場合、すでに1度カバー工法で補修している場合に向いているでしょう。
屋根は塗装orカバー工法が良い?
塗装とカバー工法のどちらかで迷っている方のために、選ぶコツを紹介します。ぜひとも参考にしてみてください。
軽度の劣化症状なら塗装がオススメ
屋根材は痛んでないが剥げている場合や、軽度のひび割れやカビ、サビ程度であれば屋根塗装がオススメです。軽度といってもこれらの症状は進行するため、放置して塗装ではすまない状況になる前に、早めに診断してもらい補修しましょう。
塗装業者を選ぶ際は、実績が多くある地域密着型のお店がオススメです。実績は多い方が安心だし、地域密着型の方が費用を抑えられるからです。
屋根塗装を考えている場合は、同時に外壁も診断してもらい、必要であれば同時に外壁も塗装することをオススメします。
屋根と外壁を別々に塗装するより経済的だし、外観が新しくなるため新築のような美しさが蘇ります。
中度の劣化症状ならカバー工法がオススメ
屋根材のヒビが酷かったり欠けていたりコケやカビが酷い場合、雨漏りに困っている場合などはカバー工法がオススメです。屋根材が傷んでいるのであれば、塗装では補修できないからです。
カバー工法を選択する場合でも、やはり実績が多くある地域密着型のお店をオススメします。屋根をカバー工法で補修するとともに、外壁もカバー工法か塗装で補修する必要があるかは、業者に診断してもらいましょう。
劣化が酷い時はプロの診断が必要不可欠
雨漏りやカビなどで困っている場合は、プロの診断が不可欠です。これらの原因を究明するのは一般の方では難しく、適切な判断が必要だからです。屋根や外壁、屋根裏などを徹底的に調査してもらい、結果を報告してもらいましょう。
塗装にするか、カバー工法か葺き替えにするか決めるのは診断後でも遅くありません。見積りに関しては数社に依頼し、納得できる金額の業者を選びましょう。
見積書を確認するポイントは、内容が細かく丁寧に算出されているかです。ざっくりとしすぎていてよくわからない見積りだと、どんなものを使うのか何をするのかよくわからないため、 くわしく聞くか別の業者を選んだ方が無難です。
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屋根の劣化は雨漏りリスクの増大や建物の寿命を縮めるきっかけにもなります。大切なお住まいの健康診断を定期的に行い、お住まいの健康寿命を延ばしましょう!
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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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