お役立ちコラム
外壁塗装の訪問販売は悪質業者? 手口や見分け方を解説
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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!
世の中には残念ながら、悪質業者と呼ばれる外壁塗装業者もあり、彼らは言葉巧みにお客様を騙し、高額請求やずさんな工事でさまざまな方に迷惑をかけています。
そんな悪質業者を見分ける方法の1つに以下のような方法があると聞いた事はありませんか?
「訪問販売をする外壁塗装業者は悪質業者」
今回のお役立ちコラムでは、本当に訪問販売をする外壁塗装業者は悪質業者なのか、悪質業者の手口や見分け方、クーリングオフする方法などについてお話ししていきたいと思います!
訪問販売をする外壁塗装業者は悪質業者って本当?
結論からいうと、悪質業者である可能性が限りなく高いが、全ての業者が悪質ではありません。とはいえ悪質業者が多いことに変わりは無く、注意が必要です。
悪質業者の手口は様々で、高額請求をする場合もあれば、お金を持ち逃げする場合もあるし、いくつか手順を飛ばした工事や薄めた塗料を使ってずさんな工事を行います。
特に怪しいのは、全額前金やろくな診断もしていないのに見積書を出してくる業者です。それにたいして、多くの外壁塗装業者は訪問販売や電話営業などせず、WEBページやチラシなどを使って宣伝し、お客様から連絡が来るのを待ちます。
そして商談が始まれば、まずは外壁や屋根の診断を行い、工事する面積や状態を調べて見積書を出します。見積書に問題が無ければ、そのまま工事がすすみ、工事が終わった段階で工費を請求されるのが一般的な流れです。
続いて、悪質ではないが訪問販売する業者についてですが、様々な理由が考えられます。たとえば人口が少ない地域では、高齢者も多くWEBページを見ることなども難しいので、訪問販売という形を取るかもしれません。
以前に工事したことがあるが、お客様の体調が悪く身動きが難しい事を知っているので、外壁塗装の塗り替えが必要な時期に訪問販売をすることもあるでしょう。
ただ上記のようなケースはまれですし、どんな環境でも信頼ができなければ、契約するべきではありません。
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訪問販売をする悪質業者の手口
訪問販売をする悪質業者の手口で特に多いものを紹介します。
いずれかに当てはまる場合は、かなり怪しい業者なので契約するべきではないでしょう。
不安をあおってくるタイプ
いきなり訪問販売でやってきて、屋根や外壁の状態が危険だから、すぐに塗り替えした方が良いといってくる悪質業者がいます。
これはよくあるパターンですが、診断もせずにどの程度危険なのかわかるはずがありません。「確かにヒビがある」「そういえば塗り替えたのは10年以上だ」と感じるならば、彼らの誘いは断って、信用できる業者に依頼しましょう。
値引きをちらつかせるタイプ
ある程度値引きしてくれる業者ならありますが、度を超えて値引きをちらつかせてくる業者は悪質業者かもしれません。
とにかく大幅な値引きをしてくる
大幅な値引きをしてくる訪問販売の悪質業者はかなり多いです。
値引きなのになぜ悪質なのか気になると思いますが、最初にありえないほど高い金額をみせて、値引いているように見せているだけです。
たとえば、実際は30万円ほどの工事なのに「本来100万円かかりますが、50%オフで50万円です!」などといってきます。よくある常套文句は「モニターになってほしい」「細かなアンケートに答えてくれれば大幅値引き」です。
即日契約なら値引きする
基本的に診断もせずに見積書はだせません。見積書が出せないということは、金額が決まらないので値引き出来るわけがありません。
「本日購入すれば安い!」というのはよくある通販のセールスですが、外壁塗装業者ではありえないことです。
足場代を無料にする
足場代は大体相場が決まっており、安全に工事するための大事なものです。平均的な2階建てでも20万前後、3階建て以上ならもっと費用がかかるため、無料にはできません。
足場代の代わりに、他の費用を高く設定している可能性が高いです。
オリジナルの塗料を使うから安い
外壁塗装でオリジナル塗料を開発しているような業者はほぼありません。
外壁塗装の塗料は日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研の3社が圧倒的なシェアをもっており、外壁塗装業者はいずれかを仕入れて使用しています。
悪質業者の場合は、いずれかの塗料を薄めて使ったり、低いグレードのものを高いグレードだと見せかけているだけです。
費用を持ち逃げするタイプ
外壁塗装は基本的に工事完了後の後払いです。訪問販売で更に全額前払いだというのであれば、高確率で悪質業者です。
そもそも工事するつもりがなく、お金を全て持って持ち逃げするかもしれません。全額前払いといわれた時点で断るべきです。
後々になって高額になるタイプ
ある程度工事が進んだ段階、たとえば元の塗料を全て剥がしたところで、極端な増額請求をしてくる悪質業者がいます。外壁塗装では事前に入念な診断を行って見積もりを出しているので、極端な増額はありえません。
工事を中途半端にすすめて、「今やめていいの?続けるならもっとお金払って!」と脅してきているようなものです。
こうした請求があった場合は、すぐに消費者センターに相談するべきでしょう。契約を解除して別の業者に引き継いでもらい、その業者だけに費用を払えば良いだけなので、脅しに屈する必要はありません。
役人や大企業のフリをして近寄ってくるタイプ
役人のフリをして、助成金を使って外壁塗装をしようと言ってくる悪質業者がいます。大企業のフリをして、モニターになってほしいと言ってくる場合もありますし、消防局や水道局を名乗ってくるかも知れません。
これらが事実である可能性もありますが、事実かどうかは各所に問い合わせればわかることです。彼らが渡してくる連絡先は信用できないので、自分で電話番号などを調べて確認してみましょう。
ちなみに助成金で外壁塗装ができるケースは本当にあります。ただし「特定の業者を使えば」という条件はないので、彼らの話に乗る必要はありません。
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「悪質業者かな?」と思ったら!訪問販売の断り方
訪問販売はしつこく食い下がるので断りにくいと感じている方も多いでしょう。
そこでいくつか例をだして訪問販売の断り方を紹介します。
訪問販売の断り方①|上手くいかない断り方
上手くいかない断り方といえるのは、曖昧な返事や先延ばしにする返事です。
たとえば、旦那や妻に聞かないとわからないといえば、「旦那さん(奥さん)はいつ頃いらっしゃいますか?」などと返されるだけで、全然あきらめてくれないでしょう。また「すぐには決められない」というと、様々な理由をつけて、今決めるように催促してきます。
「今工事しないと家が傷む」「放っておくと雨漏りが酷くなる」などと言ってくるかもしれません。
「そんなお金は無い」と返事しても、あまり上手くいきません。
「安くするので」「急いで工事しないと、もっと費用がかかる」などといって食い下がるでしょう。
訪問販売の断り方②|上手な断り方
上手に断るには、きっぱりとはねのけるように断るのが一番です。
「全く必要ありません」「危険な根拠とは?診断もしていないのに信用できません」「信用できないので、他の業者にお願いします」といった断り方で大丈夫です。
理由をそえて断るのが苦手な方、知らない相手と話すのが苦手な方は、相手が帰るまで「必要ありません」をくりかえし、相手の話を聞くのはやめましょう。
長話をはじめても、全て聞いていると悪徳業者の思うつぼなので、相づちの代わりに「必要ありません」を繰り返してみてください。
悪徳業者「いま、工事しないと危険です!」
「必要ありません」 悪徳業者「すぐに工事しないと、もっと工事費用が高くなります!」 「必要ありません」 悪徳業者「当社であれば、かなり安くできます。なぜなら…」 「必要ありません」 悪徳業者「オリジナルの塗料を使っているので安く…」 「必要ありません」 |
とにかく「必要ありません」を繰り返せば、相手もいずれ諦めるでしょう。
悪徳業者にとっては、契約する相手が必ずしもあなたでなくてはいけない理由などないので、無理だとわかれば途中で折れます。
最後に「また来ます」「ご入り用であればご連絡ください」といわれて名刺を渡されても、必要ありませんと突き返してください。
契約後に不安を感じた!クーリングオフする方法は?
クーリングオフとは、契約から一定期間内であれば、説明不要&無条件で申し込みの撤回または契約を解除できる制度です。
外壁塗装の業者と契約しても8日以内であれば解除できます。
契約してから8日目にはがきをだすと消印日が9日になるので、期間を過ぎてしまうため注意してください。
クーリングオフする方法 ステップ1 |
・8日以内に、相手に「クーリングオフしたい」とはがきで送る ・はがきは「簡易書留」で送ると、受け取った日付が記録される ※「内容証明郵便+配達証明郵便」だと、簡易書留より確実だが手間がかかる ・送るはがきの表裏をコピーして保管しておく |
はがきに書く内容 |
・はじめに「通知書」もしくは「契約解除通知」と書く
・契約書を受け取った日付 ・契約した塗装業者の会社名 ・契約担当者の名前 ・工事の名前 ・工事金額 ・クレジット払いの場合はクレジット会社名 ・「契約を解除したい」という意思表示 ・通知書を送る日 ・自分の住所 ・自分の名前 |
はがきは、都道府県をまたぐほど遠くない限り、消印日の翌日には届くでしょう。
「簡易書留」ならインターネットで追跡することも可能です。
クーリングオフする方法 ステップ2 |
・到着確認後、もしくは到着予定日を過ぎても相手から連絡がこなければ、こちらから連絡する。 ・あらためて「クーリングオフしたい」と伝える。 |
もし、クーリングオフできないと言われたら「消費者センターに相談します」と言いましょう。
クーリングオフできない理由に納得できないのであれば、実際に消費者センターに連絡してみてください。
ちなみに、悪徳業者らしき相手のスピードが速くて、すでに着工していたとしても、クーリングオフ期間内なら断ることが可能です。
断った場合は、塗装業者は工事前の状態に戻す義務が発生するので、途中で投げ出したりできません。
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【外壁塗装】悪質業者の手口は?見極める方法を福岡市の優良塗装業者がくわしく解説
悪質な訪問販売業者にお困りなら「警察」「消費者センター」と「OHANA」に相談を!
訪問販売をメイン営業にしている塗装業者のすべてが悪質ということはありません。ただし、悪質な業者が多いことから、十分に警戒しておくことはとても重要です。
もし、訪問販売業者を「怪しい…」と思ったら、警察や消費者センターに連絡して対処してもらいましょう。訪問販売業者が帰ってから「なんかおかしいな?」と感じたら、ぜひ当社「おうちのかかりつけ医OHANA」にご相談ください。
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