お役立ちコラム
知っておきたい外壁塗装マメ知識|福岡市で外壁塗装にふさわしくない月っていつ?
福岡市で外壁塗装工事&屋根塗装&リフォーム工事なら
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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!
日本には四季があります。そして、それは全ての地域に同じようにやってくるわけではありません。北には北の四季の到来の仕方、南には南の四季があります。つまり、全ての地域が同じ条件ではないということです。
その上で、今回のお役立ちコラムでは「福岡市で外壁塗装にふさわしくない月」を考えていきたいと思います。
福岡市で外壁塗装にふさわしくないのはズバリ「夏と冬」
外壁塗装には「天気」という最大の敵がいます。この天気は、「悪い」状態であれば何をするにしても悪条件だということがわかりますが、外壁塗装の場合「良すぎる」場合もふさわしくないのです。
この「ふさわしくない」という意味についてご紹介します。
福岡市の夏「6〜9月」
夏場は塗料がよく乾くため、1つの現場に対する工期を短く済ませることができます。いくつもの現場を掛け持ちできることから、業者にとっては条件が良いように感じるかもしれません。ですがこれは実は「仕事」にも「職人」にも良い条件とは言えないのです。
超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRを例に挙げてみましょう。
乾燥時間(外気温25℃の場合) | 工程内:4時間以上5日以内
最終養生:24時間以上 |
・2023年8月の札幌の平均気温:30.9℃
・2023年8月の東京の平均気温:26.1℃
・2023年8月の福岡の平均気温:32.3℃
2023年8月の各地の平均気温から見ると、超低汚染プラチナリファインの乾燥時間が正しく適用されるのは東京だけだということがわかります。札幌と福岡では確実に短期間で乾燥してしまうでしょう。
この「短期間での乾燥」は、塗料の密着不良にも繋がってしまう場合があります。密着不良は塗料が塗面から「剥離」することにつながってしまうのです。
塗料にとって「天気が良すぎる=気温が高すぎる」という時期は、外壁塗装にふさわしくない時期なのです。
では、職人にとってはどんな時期になるでしょうか。
日差しが強く、暑く、防護幕の中は決して通気性が良い場所ではありません。これは「自主的に酷暑地帯に入らなければならない」ということを指します。つまり、労働環境としては「最悪」だということです。
そのため、作業しやすい朝の時間帯、もしくは夕方の涼しい時間帯の作業が望ましいですが、実際には日中の作業も必要になるため、1日を通して作業しやすい時期とは言えないのです。
福岡市の冬「12〜2月」
暑い時期と同じくらい、冬の寒さは外壁塗装との相性が悪いです。特に、気温が5℃を下回るような場合は最悪だと言っても良いでしょう。なぜなら、「適切に硬化が進まない」からです。
外壁塗装で使用する塗料の多くは、一定の基準を下回ると硬化しづらくなります。
「湿度85%以上、気温5℃以下」
冬場は乾燥が強いので、湿度に関しては問題ありません。しかし、気温5℃以下になると、表面から硬化するのではなく内側から硬化を始めてしまい、本来の防水性や遮熱性などの効果を発揮できなくなってしまうのです。場合によっては液垂れしてしまい、見た目も悪くなるのです。
・2023年1月の札幌の平均気温:-4.4℃
・2023年1月の東京の平均気温:10.2℃
・2023年1月の福岡の平均気温:7.2℃
2023年1月の条件の場合、札幌では確実に外壁塗装は行えません。福岡でも、日によって硬化不良が発生する可能性があると言えます。
同じ日本国内でも、これだけの差があるため、一律で「何月がふさわしくない」とは言い切れません。しかし、作業環境や塗料の性能的に「福岡市の夏と冬」は外壁塗装にはふさわしくないと言えるでしょう。
ただし外壁塗装は年中対応可能
福岡市の夏と冬は確かにふさわしくない時期はありますが、それでも「絶対にできない」というわけではありません。
むしろ、外壁塗装の依頼は年中いつでも受け付けております。なぜなら、対策の仕方次第で「適した環境は作り出せる」からなのです。
雨が多い時期であれば、適切に屋根を設置し、湿度を下げるために通気性をよくすれば良いだけですし、気温が低すぎるのであれば、熱源を用意して幕内を暖かくすることで対応できます。
その分、余計な経費がかかってしまうことがあるため、ただ外壁塗装を施す時よりもコストがかかってしまいがちなのが難点となるでしょう。
福岡市で外壁塗装をする場合に価格交渉しやすい月もじつは「夏と冬」
実際問題、夏と冬は工事依頼が減ります。そのため、1件でも多くの依頼を受けたいという業者はとても多いです。外壁塗装中、エアコンの室外機が誇りを舞い上げてしまうことで、塗装面を荒らすことを嫌う業者もいるため、依頼者側にも不利益が発生するのも理由の一つでしょう。
しかし、何よりも天気や気候のせいで工事できない日が出てくるのが一番の問題です。そのため、多少利益を減らしてでも工事実績を増やしておきたいと考えます。
福岡市の外壁塗装のベストシーズンは「秋10〜11月」
外壁塗装にふさわしくない時期は分かりましたが、反対に「ふさわしい時期」とはいつのことを指すのかを考えてみましょう。必然的に春と秋が候補に上がりますが、実は最適なのは「秋」なのです。それも「10〜11月」がベストシーズンだと言えるでしょう。
なぜ10〜11月?
暦上では、秋は「9〜11月」を指します。しかし、9月を外した2ヶ月がふさわしいというのは、納得の理由があります。
福岡市の9月は夏を引き継いでいるため、台風シーズンの真っ只中です。それに、秋口は残暑がキツく、職人にも塗料にも厳しい状況が変わっていないからなのです。
この状況で作業にふさわしいというのであれば、真夏の厳しさも大きな差がありません。つまり、決してふさわしいとは言えないということです。
一方、10〜11月は残暑も落ち着き始め、天候的にも晴れの日が続き、湿度もどんどん下がっています。外壁塗装にこれ以上良い条件はありません。
春もシーズンとしては良い
冬が明けても、まだまだ寒さは残っています。そのため、秋に比べると良い条件ではありませんが、春もまた外壁塗装をするにはふさわしい時期ではあります。暦上3〜5月を春と呼びますが、3〜4月は外壁塗装をしても大きな問題なく施工が進みます。
しかし、5月は若干問題が発生する可能性があることも覚えておきましょう。なぜなら、5月は春の花粉シーズンの最高潮だからです。
しっかりと防護幕を張っておかないと、塗装面に花粉がたくさん付着します。すると、塗料や塗面によっては本来の艶が発揮できないだけではなく、花粉によってセルフクリーニング作用が低下してしまう可能性もあるのです。
上記の理由もあることから、しっかりと対策を講じられれば十分外壁塗装にふさわしい時期だと言えるでしょう。
また、春は外壁塗装に使える「補助金や助成金」の募集がはじまる時期でもあります。そのため、春に塗装工事を検討することは、あながち間違いでもないのです。
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雨季でも施工期間に変化がない業者は要注意
一般的に、外壁塗装にふさわしくない時期でも通常と変わらない施工が可能という業者は疑ってかかる方が良いです。実際に作業をすると、どんな業者であっても手間が増える上に管理も難しくなるのが当然です。
それにもかかわらず、通常時と変わらないということは、通常時がよほど段取りが悪いか、常に適当な仕事をしているかのどちらかという判断ができます。
どちらの場合でも、確実な外壁塗装ができるとは思えない上に、下手をすれば素行前よりも状況が悪くなる可能性さえあります。塗料の持つ本来の性能を十分に発揮できれば良いですが、どれだけ腕の良い業者であっても、雨季に乾季と変わらない仕上がりにはなかなかできません。
乾燥状況や硬化タイミング、日照条件も違うので、工期も当然延びます。それでも、いつでも同じ条件で作業できるという業者に当たった際には、一度業者の口コミなどを確認することをおすすめします。
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福岡市で外壁塗装のご用命はOHANAへ!
外壁塗装にふさわしくない月は「6〜9月」と「12〜2月」です。また、5月も花粉の状況を把握した上で依頼することをおすすめします。最適なシーズンは「10〜11月」です。
外壁塗装に使う塗料は、適切な環境下でなければ十分な成果を発揮できません。そのため、依頼する時期をしっかりと見極めて、最高の施工結果を手に入れてください。
当社「おうちのかかりつけ医OHANA」は一級塗装技能士をはじめとした資格を取得している職人が数多く在籍するプロ集団です。
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