お役立ちコラム

ブロック塀は塗装するべき?メリットとデメリットを福岡市の塗装業者「おうちのかかりつけ医OHANA」がくわしく解説!

著者:庄嶋 善則

ブロック塀は塗装するべき?メリットとデメリットを福岡市の塗装業者「おうちのかかりつけ医OHANA」がくわしく解説!

福岡市で外壁塗装工事&屋根塗装&リフォーム工事なら

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

外壁や屋根は塗装して保護しますが、ブロック塀はむき出しのままで利用するのが一般的ですよね。むき出しのままだと殺風景なため、塗装したいと考えている方も多いはずです。

今回のお役立ちコラムでは、ブロック塀を塗装するメリットとデメリットについてお話しいたします。DIYでブロック塀を塗装したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください♪

 

ブロック塀を塗装するメリット

ブロック塀を塗装するメリット

ブロック塀を塗装するメリットを紹介します。おもなメリットは以下の2点です。

  • ・好みの見た目にできる
  • ・撥水性を高め、コケやカビ防止になる

いずれかに魅力を感じるなら、十分メリットがあると言えるでしょう。

 

ブロック塀を塗装するメリット①|好みの見た目にできる

ブロック塀といえば基本的には灰色ですが、塗装をすればもっと明るい色にもできますし、モダンでシックな色にも変えられます。レンガのような赤茶に塗装すれば、温かみのある雰囲気を出すことも可能です。

ブロック塀の塗装は、住宅の外壁や屋根の塗装と違い、耐久性や耐候性といった機能的な部分では住宅ほど優先順位は高くありません。安価な塗料でも十分に長持ちしますし、気分次第で気軽に塗り替えられるのもメリットでしょう。

 

ブロック塀を塗装するメリット②|撥水性を高め、コケやカビ防止になる

ブロック塀は素材がコンクリートやモルタルのため、表面の凹凸が多いという特徴があります。これらの凹凸に水分が溜まることでコケやカビが発生しやすくなってしまうのです。

安価で撥水性の高い塗料(アクリル塗料やウレタン塗料など)で上塗りをすることで、表面の凹凸が埋まり、コケやカビの防止につながります。

もちろん定期的な洗浄は必要ですが、外壁や屋根と違い、お庭の外水栓で十分洗浄は可能です。

 

ブロック塀を塗装するデメリット

ブロック塀を塗装するデメリット

メリットだけでなく、デメリットも理解しておきましょう。おもなデメリットは以下の3つです。

  • ・ブロック塀内部の水分が蒸発しにくくなる
  • ・ブロック塀を修理しにくくなる
  • ・ブロック塀と相性の悪い塗料を使うと「ふくれ」が起こりやすい

どちらもわかったうえで塗装をするべきかを判断すると、失敗がありません。

 

ブロック塀を塗装するデメリット①|ブロック塀内部の水分が蒸発しにくくなる

ブロック塀の穴や塗装の隙間から水分が染みこんだ場合、その他の部分は塗装で密閉されている状態になるため水分が蒸発しにくくなってしまいます。

そのまま水分が溜まっていくと、塗装が剥がれやすくなったり、ふくれたりしてしまう可能性があるのです。

対策としては、ブロック塀の外側だけ塗って外観の美しさを楽しみ、内側のブロック塀は塗装しないなどの方法もあります。要は水分の逃げ道を作ってあげるということです。ブロック塀の塗装ではよく使われる工法です。

 

ブロック塀を塗装するデメリット②|ブロック塀を修理しにくくなる

たとえばブロック塀に浅いヒビが入ってしまった場合、通常はパテで補修します。塗装してしまうとパテ埋めがうまくできないため、ヒビが深くなっていくばかりです。

1度塗った塗装を剥がすのは大変なので、修理しにくくなるのは大きなデメリットと言えるでしょう。

 

ブロック塀を塗装するデメリット③|ブロック塀と相性の悪い塗料を使うと「ふくれ」が起こりやすい

塗料にはさまざまな種類があり、相性の悪い塗料を使うとブロック塀が劣化しやすくなります。

相性の悪い塗料のたとえとしては弾性塗料が挙げられます。弾性塗料は先ほど述べたデメリット①「ブロック塀内部の水分が蒸発しにくくなる」が起こる原因になりやすい塗料です。

弾性塗料はブロック塀と相性が悪く、あらゆる箇所でブロック塀の塗膜が水分でふくれてしまいます。「ふくれ」が起こると、見た目がかなり悪くなるため「せっかく塗装したのに!」と後悔するでしょう。

 

塗装を考える前に!ブロック塀の寿命を知っておこう

塗装を考える前に!ブロック塀の寿命を知っておこう

ブロック塀は、セメントと砂や砂利、水などでできています。一般的なブロック塀の耐用年数は30年ほどといわれているので、外壁などと比べるとかなり長持ちする印象です。

ただし、ブロック塀の全交換は費用として数十万円かかります。費用を考えて修理や部分的な交換で済ませる方がほとんどでしょう。

塗装をする前に1つ知っておいていただきたいのは、ブロック塀がボロボロになったからといって、塗装をして見栄えをよくしようというのはオススメできないという点です。塗装して隠しても、中身がボロボロであることは変わりなく、塗装が長持ちしなかったり、劣化が悪化したりします。

塗装を考えているならば、劣化したブロック塀の部分交換後や修理した後に行うとよいでしょう。

 

ブロック塀はDIYで塗装できる?

ブロック塀はDIYで塗装できる?

 

ブロック塀の塗装に必要なもの
  • ・塗料
  • ・下塗り塗料
  • ・樹脂モルタル
  • ・ヘラローラー・刷毛
  • ・高圧洗浄機またはワイヤーブラシ・デッキブラシ
  • ・マスカー・養生テープなど

 

塗料と下塗り塗料を選ぶ場合、どちらも同じメーカーを選んでください。別のメーカーにすると密着性が悪くなったり、その他の不具合が起こる可能性が高くなります。

ホームセンターで揃うので「ブロック塀を塗装したい」と相談するのもよいでしょう。

 

ブロック塀をDIYで塗装する手順①|キレイに洗浄する

ブロック塀の塗装をDIYで行う場合、洗浄作業からはじめましょう。高圧洗浄機やブラシを使って、コケやカビ、泥汚れをキレイに落としていきます。

1度塗装したことがあるのであれば、古い塗膜を剥がす必要もあります。洗浄が大変だと思う場合は、業務用の高圧洗浄機をレンタルするのもよいでしょう。

業務用の高圧洗浄機は水圧が強く簡単に汚れを落とせますが、水圧が強すぎて下手をすると怪我するので気をつけてください。すくなくとも「どれくらいの水圧なのかな?」と手で触れてはいけません。

また高圧洗浄機を使っての洗浄は、汚水が飛び散るので近隣の迷惑にならないように注意してください。

表面の汚れをしっかりと落とさないと、塗料との密着性が弱くなるだけでなく、ブロック塀と塗料の間でカビなどが進行する恐れもあります。丁寧に落としきることが重要です。

洗浄後は、数日間乾かしてから次の工程に入ってください。ブロック内部の水分が抜けていない状態で塗装をすると塗膜のふくれが起こるからです。

雨がふってしまうとやり直しになるので、週間天気予報などをチェックして、晴れている日を狙って行いましょう。

 

ブロック塀をDIYで塗装する手順②|周囲をしっかりと養生する

ブロック塀の清掃と乾燥が終わったら、塗装前の下準備をします。

具体的には、塗らない部分に養生をしっかりと行い、塗料が飛び散ってもよいようにしましょう。養生テープや養生シート、マスカーなどを使うと楽です。隙間ができないように、丁寧に張っていきましょう。

 

ブロック塀をDIYで塗装する手順③|下塗りをする

ブロック塀をDIYで塗装する手順③|下塗りをする

下塗りで専用の塗料を塗っていきます。プライマーという専用の塗料もありますが、最近ではブロック塀用の下塗り塗料もホームセンターで購入できるため、機能性を確認したうえで下塗り用の塗料を購入しましょう。

下塗りをしないと、ブロック塀が塗料を吸い込んでしまいムラができるだけでなく、塗料との密着性が悪くなって、せっかく塗った塗料が剥がれやすくなってしまいます。

キレイに塗るコツは、最初につなぎ目や隅などの塗りにくいところをハケで塗り、残った広い面をローラーで塗っていきましょう。イメージとしては市販の髪染めを使う感じです。

こうすると、塗り残しがなくキレイに塗れます。すべて塗れたら、乾燥させましょう。乾燥時間は使う塗料によって異なります。塗料缶の表面に平均乾燥時間などが記載されているため、その時間は最低でも守るようにしましょう。

 

ブロック塀をDIYで塗装する手順④|上塗りをする

上塗りをする時も、下塗りと同じ要領で塗ります。塗りにくいところをハケで塗り、その他の部分をローラーで塗っていきましょう。ハケやローラーは下塗りで使ったものと同じものでよいですが、使用する前にキレイに洗ってください。

ちなみにローラーは幅が広いものと短いものがあり、広いものの方が塗りやすくみえるかもしれませんが、慣れていないと使い勝手が悪くキレイに塗れません。外壁や屋根と違って面積もそこまで広くないため、小さめのローラーで丁寧に塗ると仕上がりがキレイになるでしょう。

大きなローラーは幅が広い分重くなるため、長時間使用していると腕が疲れてしまいます。

軽くて取り回しのよさそうなローラーを選ぶようにしましょう。

 

ブロック塀をDIYで塗装する手順⑤|乾く前に養生を剥がす

意外と失敗しがちなのが、養生を剥がすタイミングです。

すべて乾いてから剥がすと、養生テープなどがこびりついてしまうので、なるべく早く剥がしましょう。

使った道具もすぐに洗わないと、使いものにならなくなってしまいます。

塗装自体は1日もたてば乾燥しますが、塗装したことを知らない人が触れると塗料がついてしまいます。使わなくなった椅子の背もたれに「注意!ペンキ塗り立て」と書いた張り紙を貼って、塗装したブロック塀の周辺に置いておくとよいでしょう。

 

外壁塗装業者にお願いするのもあり

外壁塗装業者にお願いするのもありです。塗装業者の中には外壁や屋根だけでなく、ブロック塀の塗装も請け負うところもあります。いずれブロック塀をDIYで塗装したいと考えている方は、職人がどのように塗装していくのか、確認してみるとよいでしょう。

彼らにブロック塀をキレイに塗るコツ、難しそうな部分を教えてもらうと、後々役に立つはずです。

 

ブロック塀の補修・塗装はおうちのかかりつけ医OHANAにご相談ください

ブロック塀の補修・塗装はおうちのかかりつけ医OHANAにご相談ください

福岡市はブロック塀で仕切られたお住まいが多く、そのほとんどが無塗装の状態です。日の当たりにくい部分のブロック塀の表面が緑がかっているのを見たことがありませんか?その緑こそ、コケであり、カビなのです。

ブロック塀のコケやカビは外壁や屋根をキレイにしていると、より悪目立ちしてしまいます。外壁塗装や屋根塗装の際に一緒に依頼していただけると、お住まい全体が美しく生まれ変わることでしょう。

おうちのかかりつけ医OHANAはブロック塀の塗装も数多く手掛けてきました。おしゃれな色や機能的な塗料など、さまざまな手法であなたのお住まいを彩るブロック塀を塗り替えいたします。破損したブロック塀でも問題ありません。修繕工事も可能です。

ブロック塀の補修・塗装工事はぜひ、おうちのかかりつけ医OHANAへご相談ください!

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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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