日常
不良施工について 『不良施工多発の可能性』
本日は塗り替え改修工事の『不良施工について』書きたいと思います。
不良施工は大きく分類すると、まずは2つに分かれます。
【意図的なもの】【不良施工と気が付いていないもの】です。
工事を受注している元請け側にもこの二つのどちらかが起き、下請け業者側でもどちらか起きている可能性があります。
このような形で起きやすい塗り替え工事は、材料が液体であるがゆえに、さらにわかりにくいもの、となっています。
実は、塗り替え工事の歴史には『塗料を作るメーカー側のミス』(不良施工の原因)によるものも、あるほどです。
例えば、下塗りの不要なスレート瓦屋根用上塗り材。高耐久とうたいながら1年ほどで劣化してくるもの。などなど・・・
しかし、私が塗装職人となったころと比べると、材料も道具もびっくりするほど進化してきました。
どのメーカーも目を見張る発展をしてきたといっても過言ではない、と感じます。
塗料材料はとても進化した!!
と感じます。よって昨今に起きる不具合・不良施工は人的ミスがほとんどです。
では不良施工の具体例を箇条書きします。
◎診断時のミス(塗り替えなどの塗装ができないものに塗る。・塗っても剥がれる劣化状態なのに。・雨漏れやシロアリ気が付かないまま塗る。などなど)→これらはすべて診断時のミスです。
◎見積もり作成や工事仕様の計画及び設計ミス、もしくは利益重視の為、業者側が見積もりなどから隠す。明記しない。
◎施工管理もいない(予算的に大手も地元の会社も常駐できない。そもそもいない業者がほとんど)
◎職人さんも利益重視でスピード重視
◎職人さんは塗料の3大ルールを守らない人が多い
◎施工する側が勝手に仕様を決め、自分たちの都合のいい工事をする
◎診断時にくまなく建物診断できる業者は、1社もいません。お金をいただく診断であれば話は別ですが・・・・お金の発生する診断も完璧な診断は存在しません。
よって、職人さんが足場を使い隅々まで洗浄したり工事を行っていると、そもそもの不具合が発生している箇所があっても、そのまま工事を
行うや、不具合と気が付かない、などなど。工事中の問題を表面化させない。
◎元請け側が適当。利益重視である。(お家の事も、そこに住まう人も、職人さんに対しても想いが無い。うわべだけ)
◎元請けに、不良施工を防止する能力も無ければ、知識も、管理能力も無い。
などなど。このように一般の方にはなかなかわかりにくく、見えにくい事だらけです。
よって、工事の問題を起こす圧倒的№1として塗り替え工事が、1位をひた走り続けているのです。それは約25年以上。
国交省のHPには公益財団法人 住宅リフォーム紛争処理支援センターの『すまいるダイアル』が存在するのです。
他にも注意するべき事項はございます。
オハナの『塗り替え勉強会』を毎月開催していますので、是非とも工事をご計画する前に受講されると良いです。
13年以上『塗り替え勉強会』を継続で来ている事。また約4000名の方々が参加されてきた事実。
裁判中の方々や、塗り替えをして後悔する方々、新築時から雨漏れなどの問題を抱える方々。塗り替えしたが為に雨漏れが始まった方々。
そんなことにならぬようまずは最低限の知識や、自分の建物について学びませんか。
今回の円安に伴う、『すべての製品の値上げ』により塗料は150%から170%の値上げ率です。あまり売れていない製品は200%の物もあるようです。そうなると、何が起きだすのか?想像がつきますね。とても注意が必要な時期が訪れています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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