みなさま、こんにちは。
直射日光は初夏。日影は晩春。夜は春。の様な風邪をひきやすそうな季節ではないですか？

福岡市を中心に、屋根や外壁塗装をたくさん施工させていただいております、㈱オハナ
代表取締役　庄嶋です。
上記の季節感ですが、毎日、屋根や外壁の工事を行っている私たち。30年もお天気仕事を行っていると、
直射日光と日陰の体感温度があまりにも差がありすぎることがなんとなくですが、気になっていたのです。
しかし、先日のとある記事で、オゾン層が破壊され30年前の太陽光線が100としたなら、今現在は７０ほどの太陽光線量と
なっているのに、『暑い』、とのお話が載っていました。とすると、地球は温暖化ではなく氷河期へと向かっている、という説もあると・・・
太陽の周期が弱い周期に入り、寒冷化しているはずなのに、気温は高い、なぜならオゾン層が薄くなっているから。
でも日影は寒い。なんとなくしか詳細は分かっていない私ですが、妙に納得しました。
福岡の事も日本の事も、世界の事もわかっていないので、根拠を明確にはご説明できませんが、晴れた日にしか施工できない
私たち職人は、身体で感じることの方が妙に腑に落ちるのです。直射日光は、刺すように痛く感じたりします。

さて本日のテーマの『塗り替え工事のベストシーズンは？』や『屋根・外壁塗装工事のベストシーズン』などについて
お応えしていきたいと思います！！

①春は年度末や梅雨前でスピード重視になりやすい。しかし過ごしやすい季節。施工している職人さんも
塗装で窓が開けられない居住者様も過ごしやすい、天候が安定しやすい、など。

②梅雨。工期が長くなる。職人さんたちは繁忙期でないので丁寧にゆっくりと施工してくれる。工期がながーくなります。
③夏は暑くて、エアコンなどに頼る季節。足場がうっとうしい、足場の飛散防止メッシュシートが日影を作ってくれる。
窓閉めているのに周期の問題が発生しやすい、
職人さんから落ちる汗が塗料に交じる、塗料の乾燥は、湿度が下がれば意外と早い。夕立の雨で塗り立て塗膜が打たれやすい、
台風による足場倒壊などの被害にあいやすい。

④秋。多くの業者が外部の屋根や外壁の塗装、塗り替え、改修工事をベストシーズンと言っている。年末に対して繁忙期になりやすい。
多くの発注者や多くの業者が繁忙期を迎えると、スピード重視や利益重視になりやすい。空気が乾燥しているときが多くなっていく季節。
台風の被害がまだ心配である。実は降水量が多い季節。よって工期が伸びやすい。

⑤冬　梅雨と同様、外装に向いていないと思われる時期。しかしゆっくり丁寧に施工しやすい。工期が長くなる。
空気が乾燥しているので乾燥も早い。発注者様へのメリットが出やすい。

このようにどの季節にもメリット・デメリットが存在します。
屋根・外壁の塗り替え工事のベストシーズンは実は・・・

塗装工事歴34年目の私の見解は、

『〇〇がベストシーズン！！』です。

答えは、私の『屋根・外壁塗替え勉強会』にあります。
実は、季節よりも大切なことが、塗装工事には存在しています。
もし、季節でよい塗装工事ができるならば、改修工事の日本における不具合の第一位を二十年以上継続していません。
他にとても大切な塗り替えに関するルールがたくさんあるのです。
また多くの塗装塗り替え会社が、
『3回塗り』をアピールしていますが、3回塗りの約8割を超える工事が不良施工と言われています。
なぜなら、他に大切なルールがあるからです。また、下地によっては4回塗り、5回塗りを行わないと、目的を達する事の出来ない塗装工事も
あるのです。

そのような形で、塗り替え工事は、不良施工の圧倒的№１をひた走り続け、バブル崩壊後から今に至ります。
それらを防止するためには・・・

昨年2021年。裁判中の方と、2名の方とお会いしました。

契約までの印象は、どこもよいのです。

人間は感覚重視の生き物です。人を見て判断します。

だからこの塗り替え工事は良い工事ができません。ぜひ、知識を増やし

自分の建物の改修工事のご計画や設計は、オーナー様ができるようになってください。

そうでないと、【塗るだけ】の工事になってしまいます。

・1年後に塗膜が剥がれてきた。

・離れてみるときれいに見えるが、近くでみると塗膜に亀裂が入りだしている。

・一部分、極端に色が変色している

・工事をして雨漏れしてきた

・白アリがいるのに誰も気が付いていなかった。

・雨漏れしているのに、発注者、請負会社、職人さん、だれも気が付かないまま被害が拡大。

・下地処理を行っていないので、塗り替え工事後に雨漏れが始まった。

・スレート瓦の縁切り工法について、入れなくてよい。と言われたが雨漏れが始まった。

などなど。

ぜひ、参考にしてください！！